ランダムの数(乱数)を作る方法
JavaScriptでランダムでメッセージや画像を表示したい場合に役立つ「乱数の作り方」を説明します。Mathオブジェクトのrandom()、floor()というメソッドを利用しましょう。
サンプルコード
5〜10の間でランダムな整数を作る例です。
var min = 5 ;
var max = 10 ;
var a = Math.floor( Math.random() * (max + 1 - min) ) + min ;
デモ
Math.random(n)で、0〜nまでのランダム数を取得できます。取得できる値は少数を含むので、整数を得たい場合はMath.floor()などで切り捨てましょう。
最大値を指定
0〜10の間で得たい場合は11
、0〜100で得たい場合は101
を指定します。
var a = Math.floor( Math.random() * 11 ) ;
a =
最小値と最大値を指定
「最小値と最大値を指定したい」という場合です。最小値をmin、最大値をmaxとして、左側にはmax + 1 - min
を、右側にはmin
を指定して下さい。
var min = 5 ;
var max = 10 ;
var a = Math.floor( Math.random() * (max + 1 - min) ) + min ;
a =
配列からランダムで選ぶ
応用です。配列からランダムで要素を選ぶのは、「最大値だけ指定する方法」の最大値の部分に配列の要素数をあてはめれば実現できます。
// 配列
var arr = [ "こんにちは", "おはよう", "こんばんは", "さようなら" ] ;
// 配列からランダムで値を選択
var a = arr[ Math.floor( Math.random() * arr.length ) ] ;
a =
関連記事
- 指定文字を置換、削除する方法
- 文字列の中の指定した部分を置換したり削除します。
- 配列から要素を削除する方法
- 配列から先頭、末尾、または指定位置の要素を削除します。
- ページのURLを取得する方法
- ページのURLを取得するには、locationオブジェクトの各プロパティを参照します。
- 要素の位置座標を取得する方法
- 指定した要素の位置座標を取得します。
- 小数を四捨五入、切り捨て、切り上げする方法
- 小数の切り捨て、切り上げ、四捨五入をします。また、小数点第n位までの数値を出します。
- UNIXタイムスタンプを取得する方法
- JavaScriptでPHPのtime()、strtotime()と同じようにUNIX TIMESTAMPを取得します。