確認ダイアログを表示する方法
ユーザーが選択した「はい」か「いいえ」で処理を振り分ける確認ダイアログを利用するには、confirm()メソッドを使います。
サンプルコード
confirm()は、確認ダイアログを表示して、ユーザーが「はい」を選択した場合はtrue
、「いいえ」を選択した場合はfalse
を返します。引数に指定した文字列が、表示される確認メッセージとなります。Boolean値を返す性質を利用して、ifの条件式にそのまま指定できます。
// 「はい」の場合
if( window.confirm( "あなたは神を信じますか?" ) ) {
// 「いいえ」の場合
} else {
}
デモ
「はい」か「いいえ」で結果が変わるのを確認しましょう。
// 確認メッセージ
var msg = "あなたは黒柴が好きですか?" ;
// 「はい」を選択した場合
if( window.confirm( msg ) ) {
console.log( "「はい」を選択しました。" ) ;
// 「いいえ」を選択した場合
} else {
console.log( "「いいえ」を選択しました。" ) ;
}
備考
最近のiOSやChromeは、同じページで何回もダイアログやアラートが表示されると「これ以上、表示しないようにしますか?」という確認メッセージが表示され、ユーザーが「はい」を選択すると、それ以降は、確認ダイアログやアラートが表示されなくなってしまいます。突然出てきた確認メッセージにユーザーが訳も分からないまま「はい」を選択することも十分あるため、ウェブアプリの重要な機能に取り込むのはオススメできません。
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