JSON - JSONを取り扱うオブジェクト
JSONはJSONデータを取り扱うための機能を備えたオブジェクトです。JSONをオブジェクトから文字列に変換するstringify()、文字列からオブジェクトに変換するparse()の2つの関数を持っています。JSONのデータ変換のアルゴリズムはECMA-404で定義されています。
概要
チュートリアル
JSONを取り扱うためのメソッドが用意されています。オブジェクト型と文字列型を相互変換することで、ユーザーのローカル環境にデータを保存したり、違う言語間で同じデータをやりとりするのが容易になるでしょう。
var object = {
a: 1 ,
b: 2 ,
} ;
// オブジェクトを文字列に変換
var string = JSON.stringify( object ) ;
// 文字列からオブジェクトに変換
var object = JSON.parse( string ) ;
プロパティ
@@toStringTag
デフォルトで"JSON"の文字列を返します。
メソッド
parse()
文字列をJSONとして解析し、JavaScriptで利用できるオブジェクトに変換するメソッドです。
stringify()
オブジェクトを文字列に変換するメソッドです。
サポート状況
Features | Chrome | Firefox | Safari | Edge | IE | Opera | iOS Safari | Android |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JSON | ● | ● | ● | ● | ● 8+ | ● | ● | ● |
@@toStringTag | ● 49+ | ● 51+ | ● 10+ | ● 15+ | × | ● 36+ | ● 10.0+ | × |
parse() | ● | ● | ● | ● | ● 8+ | ● | ● | ● |
stringify() | ● | ● | ● | ● | ● 8+ | ● | ● | ● |
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