Date - 日時
Dateは日時を取り扱うための機能を備えたオブジェクトです。
概要
チュートリアル
日時のインスタンスを作成するには、コンストラクタ関数を利用します。例えば、「2017年1月2日3時分4秒5ミリ秒」の日時を作成するとしましょう。コンストラクタ関数には2種類の使い方があります。1つ目は、次のように年、月、日、時、分、秒、ミリ秒、と引数を指定するケースです。月は1を引いた数なのでご注意下さい。下記の場合は1月なので0を指定しています。
// 2017年1月2日3時4分5秒6ミリ秒
var instance = new Date( 2017, 0, 2, 3, 4, 5, 6 ) ;日以降は省略可能です。省略した場合、日は1、以降の引数は0を指定したのと同じ扱いになります。
// 2017年5月1日0時0分0秒0ミリ秒
var instance = new Date( 2017, 5 ) ;
// 2017年5月25日0時0分0秒0ミリ秒
var instance = new Date( 2017, 5, 25 ) ;
// 2017年5月25日15時0分0秒0ミリ秒
var instance = new Date( 2017, 5, 25, 15 ) ;インスタンスを作成するもう1つの方法は、UTCのミリ秒単位の秒数を引数にするケースです。
// 2017年1月2日3時分4秒5ミリ秒 (UTCだと1483293845006)
var instance = new Date( 1483293845006 ) ;なお、引数を1つも指定しなかった場合、現在の日時のインスタンスが作成されます。
// 現在の日時
var instance = new Date() ;プロパティ
prototype.constructor
コンストラクタのDateを返します。
メソッド
now()
現在のミリ秒単位のUnix timestampを返すコンストラクタメソッドです。
parse()
文字列をミリ秒単位のUnix timestampに変換するコンストラクタメソッドです。
UTC()
指定日時のミリ秒単位のUnix timestampを返すメソッドです。TimezoneはUTC扱いとなります。
prototype.getDate()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「日」を取得するメソッドです。
prototype.getDay()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「曜日」を取得するメソッドです。
prototype.getFullYear()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「年」を取得するメソッドです。
prototype.getHours()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「時(hour)」を取得するメソッドです。
prototype.getMilliseconds()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「ミリ秒」を取得するメソッドです。
prototype.getMinutes()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「分」を取得するメソッドです。
prototype.getMonth()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「月」を取得するメソッドです。
prototype.getSeconds()
インスタンスから、Local time(端末の時間設定)に従った「秒」を取得するメソッドです。
prototype.getTime()
インスタンスから、Unix timestampを取得するメソッドです。
prototype.getTimezoneOffset()
UTCとLocal timeの分単位の時差を返すメソッドです。
prototype.getUTCDate()
インスタンスから、UTCに従った「日」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCDay()
インスタンスから、UTCに従った「曜日」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCFullYear()
インスタンスから、UTCに従った「年」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCHours()
インスタンスから、UTCに従った「時(hour)」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCMilliseconds()
インスタンスから、UTCに従った「ミリ秒」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCMinutes()
インスタンスから、UTCに従った「分」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCMonth()
インスタンスから、UTCに従った「月」を取得するメソッドです。
prototype.getUTCSeconds()
インスタンスから、UTCに従った「秒」を取得するメソッドです。
prototype.setDate()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「日」をセットするメソッドです。
prototype.setFullYear()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「年」をセットするメソッドです。
prototype.setHours()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「時」をセットするメソッドです。
prototype.setMilliseconds()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「ミリ秒」をセットするメソッドです。
prototype.setMinutes()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「分」をセットするメソッドです。
prototype.setMonth()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「月」をセットするメソッドです。
prototype.setSeconds()
インスタンスに、Local time(端末の時間設定)で「秒」をセットするメソッドです。
prototype.setTime()
インスタンスに、Unix timestampで日時をセットするメソッドです。
prototype.setUTCDate()
インスタンスに、UTCで「日」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCFullYear()
インスタンスに、UTCで「年」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCHours()
インスタンスに、UTCで「時」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCMilliseconds()
インスタンスに、UTCで「ミリ秒」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCMinutes()
インスタンスに、UTCで「分」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCMonth()
インスタンスに、UTCで「月」をセットするメソッドです。
prototype.setUTCSeconds()
インスタンスに、UTCで「秒」をセットするメソッドです。
prototype.toDateString()
インスタンスの日付部分までを文字列に変換するメソッドです。
prototype.toISOString()
インスタンスの日時をISO8601に準拠したフォーマットの文字列に変換するメソッドです。
prototype.toJSON()
インスタンスの日時をJSONシリアライズした文字列に変換するメソッドです。
prototype.toLocaleDateString()
インスタンスの日付部分までをローカライズした文字列に変換するメソッドです。
prototype.toLocaleString()
インスタンスの日時をローカライズした文字列に変換するメソッドです。
prototype.toLocaleTimeString()
インスタンスの日時の時間部分をローカライズした文字列に変換するメソッドです。
prototype.toString()
インスタンスの日時を文字列に変換するメソッドです。
prototype.toTimeString()
インスタンスの日時の時間部分を文字列に変換するメソッドです。
prototype.toUTCString()
インスタンスの日時を、UTCに従った時間の文字列に変換するメソッドです。
prototype.valueOf()
Dateのプリミティブ値を返すメソッドです。
サポート状況
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