b要素 - 太字
b要素は、太字を表す要素です。bはBoldから来ています。要約キーワードや、レビューにおける製品名、実用的な言葉など、他の文章と区別したい部分をマークアップするのに適しています。この要素には重要性や強調性といった意味はありません。そういった意味付けを行なうには、em要素やstrong要素を使って下さい。
概要
- 名前
- b (Bold)
- カテゴリ
- Flow content
- Phrasing content
- Palpable content
- 配置できる場所
- Phrasing contentが期待される場所。
- コンテンツモデル
- Phrasing content。
- タグの省略
- 開始タグも終了タグも省略できません。
- DOM Interface
- HTMLElement
- デフォルトのスタイル
b { font-weight: bold; }
b { font-weight: bolder; }
b { font-weight: bold; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/text-level-semantics.html#the-b-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
サンプルコード
重要性を意味付けせずに、キーワードを見やすいように強調表示しています。
<p>今日、私たちが行くのは<b>湯布院</b>です。</p>
ユーザーはそれを特殊なものとして意識できるでしょう。
<p>あなたは小さな部屋に入った。あなたの<b>剣</b>が光り輝き、ネズミたちは逃げていった。</p>
記事のリード部分となる文や段落をマークアップするのも適切です。この時、class属性を付けておくとスタイリングの管理もしやすいでしょう。
<p><b class="lead">夏休みは高知の伝統行事「よさこい祭り」を鑑賞。人々の生き生きとした姿に目を奪われた。</b></p>
<p>8月の旅行では高知県を訪れました。よさこい祭りを見るためです。この時期はホテルの予約はまず取れません。仕方がないので私たちは…</p>
見出し(h1-h6要素)、重要性(strong要素)、強調(em要素)など、他の適切な要素がある場合は、b要素ではなく専用の要素を利用するべきです。
<p><strong>そこでAボタンを押してはいけません。全てのレイヤーを合成して保存後、ソフトが終了します。</strong></p>
デモ
b要素のデモです。b要素は、記事のキーワードやレビューの製品名などをマークアップするのに適しています。
<!-- このコードは編集できます。 -->
<p>今回は、大分県旅行で訪れた素晴らしい温泉を紹介します。<b>いちのいで会館</b>です。</p>
<p>ここではコバルトブルーに輝く温泉に入れたり、地元大分の郷土料理である団子汁を食べることができます。</p>
サポート状況
クリックすると、バージョンごとの対応状況を確認できます。
Chrome | Firefox | Safari | Edge | IE | Opera | iOS Safari | Android |
---|---|---|---|---|---|---|---|
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
関連記事
- HTMLのタグリファレンス
- HTMLの各タグ(要素)の使い方を、初心者向けにデモとサンプルコード付きでまとめています。
- 集合を配列に変換する
- NodeListやHTMLCollectionなど、配列のメソッドを使えない集合系のオブジェクトを配列に変換するにはArray.from()や[].slice.call()を利用します。
- スクロールイベントの頻度を減らす
- スクロールイベントの頻度を減らすには、setTimeout()で発火するタイミングを調節します。
- array_replace
- 配列を置換して合成する。