aside要素 - 無関係なコンテンツ
aside要素は、周りのコンテンツから逸脱していることを表す要素です。この要素を切り離してもコンテンツに影響がない、別コンテンツとみなせる内容でなければいけません。例えば、広告や人気記事一覧、著者情報やSNSのウィジェットなどが該当します。テキスト内の()表記をaside要素で囲むのは適切ではありません。
概要
- 名前
- aside (Aside)
- カテゴリ
- Flow content
- Sectioning content
- Palpable content
- 配置できる場所
- Flow contentが期待される場所。ただし、main要素を子孫にしてはいけません。
- コンテンツモデル
- Flow content。
- タグの省略
- 開始タグも終了タグも省略できません。
- DOM Interface
- HTMLElement
- デフォルトのスタイル
:focus { outline: -webkit-focus-ring-color auto 5px; } article { display: block; }
aside { display: block; unicode-bidi: isolate; }
:focus { outline-color: -webkit-focus-ring-color; outline-style: auto; outline-width: 5px; } aside { display: block; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/sections.html#the-aside-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
サンプルコード
aside要素はコンテンツから切り離しても問題ない、ほとんど無関係なコンテンツです。例えば、複数のページ間で共有するサイドバーの各コンテンツなどをマークアップするのに適しています。
<article>
<header>
<h1>日記</h1>
<p>投稿日時: 2017-01-01</p>
</header>
<section>
<h2>漫画</h2>
<p>ハイスコアガールはとても面白かった。</p>
</section>
<aside>
<p>広告</p>
<p>広告の内容〜</p>
</aside>
<aside>
<p>Twitterのつぶやき</p>
<p>つぶやきの内容〜</p>
</aside>
<aside>
<p>著者紹介</p>
<p>著者の案内〜</p>
</aside>
</article>
デモ
aside要素のデモです。
<!-- このコードは編集できます。 -->
<article>
<header>
<h1>日記</h1>
<p>投稿日時: 2017-01-01</p>
</header>
<section>
<h2>漫画</h2>
<p>ハイスコアガールはとても面白かった。</p>
</section>
<aside>
<p>広告</p>
<p>広告の内容〜</p>
</aside>
<aside>
<p>Twitterのつぶやき</p>
<p>つぶやきの内容〜</p>
</aside>
<aside>
<p>著者紹介</p>
<p>著者の案内〜</p>
</aside>
</article>
サポート状況
クリックすると、バージョンごとの対応状況を確認できます。
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