console.count() - 値が呼び出された回数を出力する

2017/10/05

console.count()は、コンソールに、引数の値が呼び出された回数を出力します。

概要

名前

count

所属

IDL

void count(optional DOMString label = "default");

仕様書

https://console.spec.whatwg.org/#count

説明

引数(label)には、対象の値を指定します。

引数は文字列として評価される点にご注意下さい。例えば、文字列の"true"と、真偽値のtrueは同じ値としてカウントされます。違う変数を引数にしても、内容が同じなら同じ値としてカウントされます。

出現回数は、clear()を実行するとリセットされます。

チュートリアル

console.count()は、ある関数の返り値の割合などを把握する時に有用です。

var a = "SYNCER" ;
var b = "あらゆ" ;

console.count( a ) ;	// SYNCER: 1
console.count( b ) ;	// あらゆ: 1
console.count( "SYNCER" ) ;	// SYNCER: 2
console.count( a ) ;	// SYNCER: 3
console.count( "あらゆ" ) ;	// あらゆ: 2

デモ

console.count()のデモです。開発者ツールのコンソールで結果を確認して下さい。

<!-- このコードは編集できます。 -->

<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
	<p><button id="run">実行</button></p>
	<p><button id="clear">リセット</button></p>
<script>
document.getElementById( "run" ).onclick = function () {

/*** try it! ***/
var label1 = "SYNCER" ;
var label2 = "true" ;
var label3 = true ;

console.count( label1 ) ;
console.count( label2 ) ;
console.count( label3 ) ;
/*** try it! ***/

}

document.getElementById( "clear" ).onclick = function () {
	console.clear() ;
}
</script>
</body>
</html>