ラーメン一心@富山駅前-人気の富山ブラックが美味かったよ!
富山県旅行の最終日の夜、絶対に一度は食べたいと思っていた「富山ブラック」を食べました。富山駅からすぐ近くの場所に、22時まで営業している老舗ラーメン屋さん、一心があります。
外観

2015年5月27日(水)、富山県の富山市にある「ラーメン 一心」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 930-0003富山県 富山市 桜町 1-1-36-1F |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 11:30〜14:30、18:00〜22:00 |
電話番号 | 076-433-7258 |
麺の種類 | 自家製 |
席 |
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駐車場 | なし 近隣の契約駐車場に駐車することで、1時間の無料サービスあり。 |
開店日 | 1997年1月6日 (月) |
ウェブサイト | 公式サイト |
メニュー
黄金煮玉子ラーメン | 830円 | 醤油ラーメン | 730円 |
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特製ラーメン | 960円 | チャーシューメン | 980円 |
46億年の塩ラーメン | 730円 | スペシャルラーメン | 1,200円 |
煮干ラーメン | 730円 | 越後の味噌ラーメン | 730円 |
中ライス | 150円 | チャーシューご飯 | 300円 |
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ねぎチャーシューご飯 | 300円 | 梅しらすご飯 | 300円 |
黄金煮玉子 | 100円 | チャーシュー | 250円 |
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九条葱 白ねぎ | 150円 | メンマ | 100円 |
のり | 100円 | 生搾りにんにく | 100円 |
アクセス
富山駅南口からのアクセス
JR富山駅の南口、富山地方鉄道の電鉄富山駅の入り口がある側に出て下さい。駅正面の、大通りの交差点に向かって歩きます。
駅前の大通りの交差点を、左に曲がって下さい。道は渡らなくて大丈夫です。
あとはしばらく真っすぐに歩きます。目印としては、まず左側にコンビニエンスストアの「ローソン」があるので、そのまま通り過ぎて下さい。
左前方にJTBのビルが見えてきます。このビルの、手前ではなく、奥を左に曲がると、すぐ「一心」の店舗が左側に見えてきます。
車でのアクセス
車でアクセスする場合、JTBビルとシティホールの間にあるビルの駐車場に1時間だけ無料で駐車することができます。店員さんに駐車場の無料券をもらって下さい。
レポート
富山ブラック

私、何をとち狂ったのか、旅行最終日、帰京する直前の疲れからなのか…、「富山ブラック」の存在を忘れて、「塩ラーメン」を頼んでしまいました。「何のために来たんだ!」とツッコミながら、塩ラーメンを食した後、思い切って、この「富山ブラック」の半分(半額)を注文したのです。醤油ラーメンが、富山ブラックです。おおおお、噂に聞いていた通り、スープが黒い!

トッピングは海苔にネギ、メンマ、そしてチャーシューが2枚。醤油系の匂いが漂ってきます。さてさて、どんな味なんでしょう…?

ということで飲んでみました。黒くなるほど醤油が大量に入ったイメージで、しょっぱ辛いと思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。味としては、しょっぱさよりも、むしろ「甘み」の方が印象強かったです。この2つが合わさって、程よくなっているといえばそれらしいでしょうか?癖になって一口、二口と口に入れてしまいそうな味。スープは豚骨で、ゲンコツ、ロース骨を主体にして鶏肉やネギを加えているそうです。

一心の麺は自家製麺です。スープがよく絡み付く細麺で、この写真を見て分かると思いますが、麺にスープの色が付いちゃってます。スープを麺で飲むのだ。北海道の高級小麦粉、モンゴル奥地のかんすいを使用して、人口保存料、合成着色料、人工甘味料を一切用いない自然食材を活かしたラーメンになっているそうですよ。

チャーシューは小さいものが2個。プルンと柔らかく美味しかったです。材料は国産豚バラ肉で、1枚は脂身少なめの肉厚を楽しめるチャーシュー、もう1枚は脂身多めでトロトロを楽しむチャーシューになっているそうです。前者の方が私は好き。人生初の富山ブラック、満足でした〜。
46億年の塩ラーメン

そのインパクトある名称に釣られて、思わず、富山ブラックの存在を忘れて注文してしまったのが、この「46億年の塩ラーメン」。一心の名物である、黄金の煮玉子を付けて頼んでみました。料金は830円です。

一心の魅力が黄金の煮玉子。漢方処方の餌を与えた、健康的な鶏の卵を使っているため、コクと甘みが増しているそうです。そしてその調理方法は、茹で時間を秒単位で管理する必要があり、茹で玉子歴10年近いスタッフさんによる繊細な作業なのだそう。口の中に入れて噛むと、味の付いた黄身がじゅわーっと広がります。これで確実にご飯いけます。

富山ブラックと同じ麺だと思いますが、こちらは真っ白ですね。スルスルーっと滑らかに喉を通るのが印象的でした。

塩煮干しスープは、透き通るような黄金色が特徴的。深みがあるけど、後味はサッパリ。正直、これを飲んでいる時は「富山ブラックどうしよう…」が頭の中いっぱいで味は細かく覚えてないのですが(笑)、サッパリ感だけはよく覚えています。香川県伊吹産のいりこ煮干し、マイワシの煮干しをダシに使っているそうです。

そしてチャーシューです。ギュッとして、コリっとした食感が快感です。煮玉子と煮干しスープ、美味しかったです!ごちそうさま〜。
写真集
「一心」は日曜定休です。この前、高知県旅行の時に目当ての鍋焼きラーメン屋さんも日曜定休で行けなかったのを覚えています。旅行の計画を立てる際に留意しておきましょう。
「一心」の名物は、黄金の煮玉子。富山ブラックに付けて、ぜひ、食べましょう。
「一心」は2015年で、開業18周年を迎えました。いや〜、長い。1990年代からやってるラーメン屋さんは、地元、竹ノ塚の「梁山泊」くらいしか知らない…。質の良いラーメンで、みんなに愛されている証拠ですね。記念に「富山ブラック」を食べた店がここでよかったです。
「一心」の沿革です。1997年1月にこの地で開業し、2001年から始めた「煮玉子ラーメン」がヒット。その後、テレビなどで取り上げられるようになり、今では姉妹店、2号店ができるなど発展は止まらないようです。
「一心」の卓上調味料。キムチもあるので、空腹時なんかはご飯と一緒に食べてお腹を満たせそうだ。
自家製麺についての案内。細麺だと思っていたのですが、中太麺だったことが判明。24時間寝かせて熟成させたもので、卵を一切使わないからアレルギーの人も食べられます。
店主さんは元々、洋食レストランで料理人をしていたといいます。その後、日本全国のラーメンを食べ歩き、修行を通して、現在の富山ブラックの製法を導き出したそう。和歌山のとんこつスープと、喜多方の煮干しを取り入れているみたいです。
富山県のラーメンランキングで1位を獲得したそうです。
店内風景です。店内はとても広く、テーブル席もカウンター席もたくさんあります。家族など大人数で行っても大丈夫ですよん。
店内にはガラス張りで、製麺室を見ることができます。材料も壁に立てかけられて公開しています。製麺してるところ見たかったなー。
個人的な評価
4.9
「富山駅近くで富山ブラックを食べたい」という旅行者にオススメのラーメン屋さんです。駅から近いだけでなく、老舗の名店、黄金の煮玉子という特徴があることと、何よりも味が美味しいので言うことなしです。富山に来た記念に食べるラーメン屋さんとしては最高の場所じゃないでしょうか。子供がいる家族さんなんかは、おもちゃとミニラーメンがセットの「お子様ラーメンセット」がオススメですよ。