光の祭典2014@元淵江公園-初日に点灯式と会場を見てきました!
公開日: 2014/11/18 | 更新日:
この記事は、2014年11月29日に開催された「光の祭典2014」のレポートです。2015年開催の「光の祭典2015」は、下記記事でレポートしています。
- 光の祭典2015@元淵江公園-パワーアップしたイルミネーションを見てきた!
- 11月28日に「光の祭典」がスタート!例年より豪華なイルミネーションを観賞したり、オブジェ探しを楽しみました。
外観

2014年11月29日(土)、東京都の足立区で行なわれた「光の祭典2014」に参加しました。
概要
名称 | |
---|---|
住所 | 121-0064東京都 足立区 保木間 2-17-1 |
開催期間 | 2014年11月27日〜12月25日 |
点灯時間 | 17:00〜21:00 |
電話番号 | 03-3880-0039 (足立区観光交流課) |
駐車場 | あり |
ウェブサイト | あだち観光ネット |
アクセス
徒歩の場合
「竹ノ塚駅」の東口を出たら、矢印の通りに、広場を突っ切るように進んで下さい。突き当たりを、吉野家がある右方面に進みます。
吉野家の右側を、道なりに進んで下さい。基本的に、後は真っすぐ進めば、10分くらいで会場である元淵江公園に着きます。この後は確認用としてご覧下さい。主に飲食店を目印にしているので、そのどこかで食事をするのがお勧めです。
ガストがある交差点です。そのまま真っすぐ進んで下さい。
途中にデニーズがあります。そのまま真っすぐ進んで下さい。
サンクスがある交差点。元淵江公園の周りにはコンビニがないので、用がある人はこの辺りで寄っておくのがお勧めです。
ロイヤルホストがあります。そのまま真っすぐ進んで下さい。
途中に「彫刻の道」があります。7つの彫刻作品が道に展示されている通りです。昼間の内に会場へ向かって余裕のある人は、合計30分もあれば一通り見ることができるので、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
この辺りにバス停「保木間仲通り」があります。竹ノ塚駅からバスに乗る人はここで下車します。道の反対側に竹ノ塚方面のバス停があります。行きは歩き、帰りはバスにしたい人は、この場所をチェックしておきましょう。
AOKIがある交差点を真っすぐに通り過ぎます。ここは国道四号線で、進行方向の右側遠くを見てみて下さい。東京スカイツリーが見えますよ。ちょっとした話題作りにどうぞー。
国道四号線がある交差点を通り過ぎると、「保木間せせらぎの道」に入ります。昔は水が通っていたのですが、今は干涸びた状態で殺風景そのもの…。近藤やよいさん、復旧お願いします。
途中、左側に「くるまやラーメン」があります。道の反対側には「銚子丸」があります。ここを過ぎると飲食店は料亭しかありません。
この辺りでイルミネーションで彩られた入り口が見えているはずです。念のため最後まで道案内をしておきましょう…。
元淵江公園に到着しました。この写真の左側に料亭の「ほきま亭」があります。会場のすぐそばというだけあって、大抵、満席状態なので、理想はここに来るまでに食事を済ませておくことですね。
バスの場合
竹ノ塚駅からバスでアクセスする方法を紹介します。まずは東口を出て左方面を向いて下さい。左側バス停1番の「花畑団地行保木間仲通り経由(タイムテーブル)」か、右側バス停2番の「綾瀬行(タイムテーブル)」に乗車します。「花畑団地行き」の場合は保木間仲通り経由と林松寺経由があって、後者に乗ると行けないのでご注意下さい。
「保木間仲通り」というバス停で下車して下さい。ここからは上記、「徒歩でのアクセス方法」の8番からの案内を参考にして下さいね。
ちなみにこのバス停の道路の反対側には、帰りに利用する「竹ノ塚方面」のバス停があります。
車の場合
観光地図

「光の祭典」の会場となる元淵江公園の全体マップです。1周歩くのに、ゆっくり歩いても20〜30分ほどです。左端が駅側から来た時の入り口で、オブジェが主に集まるのは、左上の空白エリアです。なので、入り口を入ったら左方面に向かって歩いて、グルッと回るように生物園に行くのがお勧め。
観光ガイド
イルミネーションのイベント

「光の祭典」の本体のイベントとでも言えばいいでしょうか。初日の11月29日に16:30、竹ノ塚駅東口にて点灯式があります。また、12月13、14日(土日)には、元淵江公園の草原エリアで近隣の中学生による演奏などのイベントが開催されます。これらの詳細に関しては、区が運用する「あだち観光ネット」で確認することができます。
- 光の祭典 イベント情報
- 区が運営する「あだち観光ネット」のウェブサイト。イベントのスケジュールなどが掲載されています。
生物園のイベント

「光の祭典」の会場である元淵江公園には、足立区生物園という水族館、動物園があります。個人的には、イルミネーション期間にここで行なわれる連動イベントの方が魅力が多いと思っています。主なイベントは下記の通りです。特に冬にホタルを鑑賞できるのはロマンチックでお勧めです。
イベントの詳細、生物園の利用方法などは下記のページをご参考下さい。
レポート
点灯式の様子

2014年11月29日、足立区を代表するイルミネーション・イベント「光の祭典」の点灯式が開催されました。開催時刻の16時30分。点灯式会場はというと…。
既に多くの人が集まっていました!今日は昼頃までかなりの土砂降りだったので「中止かも…」と心配していたのですが、この頃には無事晴れていてよかったです。そして早速、点灯式が始まります。
点灯の前にステージ・イベントです。龍心音(りゅうしんおん)という女性二人のヴァイオリン・ユニットによる演奏です。ヴァイオリンを詳しく知らない人たち向けに、「戦場のメリークリスマス」「カノン」「Let it go(アナと雪の女王)」など、メジャーな曲を演奏してくれました。美しい音色に会場一帯が包まれました。
ステージが終わると、続いて、近藤やよいさんを始めとした、足立区の議員さんたちによる挨拶。
区長や議員たちに混じって、地元、竹ノ塚のゆるキャラ、カリン君の姿が…。カリンちゃん?…正式名称は知りません。
竹ノ塚は「カリンの木」で有名って知ってました?
君らは誰だ(笑)。謎の着ぐるみたちも並び始めます。
いよいよ点灯!

近藤やよい区長による挨拶です。今年のイルミネーションは、例年よりも、一層、バージョンアップしていて、新しいオブジェもあるとのこと。正直、会場のオブジェはマンネリ感があったので、これは嬉しいです。あと駅の高架工事についても語っていました。来年には下り電車が高架下を通るそう。

広場のクリスマスツリーをはじめ、竹ノ塚駅から元淵江公園までの街路樹、そして会場全てのイルミネーションが一斉に点灯しました!これは壮観!
龍心音による演奏

龍心音による第2ステージがスタート。第1ステージとは打って変わり、激しい曲調に。さすが演奏のプロ。演奏で会場のみんなの心を躍らせてくれます。この演奏は盛り上がった。
今回、素晴らしい演奏を見せてくれた「龍心音」のお二人。私は今回、初めて聴いたのですが、この「光の祭典」の点灯式ではお馴染みだそうで、2015年も来てくれると思います。足立区民として応援しています!! ほんのちょっとだけ、演奏の様子を動画に収めてみました。
龍心音の演奏中に、足立区のゆるキャラ、ビュー坊を乗せた謎の車が会場の方へ向かって走っていきました。後で見られるのでしょうか…。
演奏も終わり、会場へ向かう人たち。支えられていくカリン君…。ここから会場である元淵江公園までの約10〜15分、イルミネーションに彩られた街路樹の風景を楽しみましょう。
街路樹のイルミネーション

点灯式が終わる頃には、空も暗くなり始め、イルミネーションの美しさも際立ってきました。駅から会場である元淵江公園までの道にある街路樹が50万個以上のLEDで彩られるそうです。
約10分ほどの距離を、美しい街路樹を眺めながら、のんびりと進みます。
同じ目的地を目指すカップルや家族たちがチラホラと見え始めます。
目的地に近づくにつれ、その数はどんどんと増えていきます。この記事ではアクセス方法を紹介していますが、人の流れに従うだけで、迷うことなく辿り着けそうです。
会場の元淵江公園に着きました。入り口のオブジェはこれまでよりバージョンアップしていて、文字が流れるタイプになっていました。
イルミネーション会場の様子

点灯式で、近藤やよい区長が「例年よりもパワーアップしている」と言っていた通り、今年は公園の大木のイルミネーションが4本から8本に!? …私の記憶違いじゃないですよね(←後日、調べたら記憶違いでした…)。新しいオブジェもいくつか見かけましたよ!
イルミネーション会場の様子を、動画で撮影してみました。風景よりも、音で楽しい雰囲気が伝わると思います。
毎年通るのが楽しみな、西側入り口すぐの光の道。
とても短い道ではありますが、幻想的な空間を楽しめます。
光の道を通り抜けた広場には様々なオブジェがあります。これは毎年恒例のサンタクロースと雪だるま。
チャーミングなサンタクロースに…
精巧な雪だるまのオブジェ。手を振っていました。
そしてこちらは巨大な雪だるま風船。クリスマスが今から待ち遠しいですね。

カップルで来たら絶対に寄っておきたい場所が、このハートのオブジェ。
恋人と一緒にスイッチを押すと…!? 行ってからのお楽しみ。ここで記念撮影もできますよ〜。
毎年小さい子供が入れ替わり入って親御さんが記念撮影しているミニハウスのイルミネーション。
海賊船のオブジェ。ワンピース好きな子供が喜びそう。帆には可愛いドクロマーク。
気球のオブジェ。中に入って記念撮影できます。
汽車のオブジェ。こちらも、子供が乗り込むことができます。
こちらはクリスタルを模したものでしょうか。去年まではなく、今年加わったものだと思います。

クリスタルの内部は光り輝く幻想的な空間。これは会場に行ったら、ぜひとも、見てほしいですね。
私たちは終止、鉄人28号って呼んでいました(笑)。こちらも毎年恒例のキャラクターですね。運動会で選手宣誓をしている生徒会長みたいなポーズです。
昔、ブロブっていうホラー映画があって、これを見るといつもその映画を思い出すというバブルのオブジェ。ふわふわして綺麗なんですけどね〜。
小さな草原風の空間に、可愛い動物たちのオブジェがたくさん入っていました。
ウサギや鹿など、キラキラ光り輝く小動物たちの美しいオブジェ。

そして生物園の目の前には、初めて見るオブジェが…。名付けて、ビュー坊カー!ビュー坊君たち5体が乗っかっています。
点灯式の時、会場で見かけていつの間にかいなくなっていたビュー坊たち。…お前たち、こんなところにいたのか…(笑)。
毎年、楽器のオブジェも密かに楽しみにしています。こちらはお馴染みのハーブ。
こちらはピアノでございます。
こちらはピアノの屋根を映したもの。生物園の水族館コーナーを見た後だとこれがヒトデに見えてしまうのが悲しいところなのですが、とっても美しくて見とれてしまいました。星と雪の結晶。
孔雀を模したようなオブジェ。これは今年の新作でしょうか。女子高生たちが正面に立って記念撮影をしていたのが印象的。周りの光の動きがとても綺麗でした。
光でできた藤棚風の道。生物園へ行く時はここを通っていきましょう。
夜の生物園

「光の祭典」の恒例スポット。去年はメンテナンスで開いていなかったのですが、毎年、イルミネーションの季節には、普段は営業していない夜間の生物園を楽しむことができます。1人たったの300円なので、行かないと損ですよ〜。
この生物園の目玉が「冬のホタル」です。今年はヘイケボタルの成長が遅いので、オオシママドホタルの幼虫が登場します。こちらは地面を這う形だったのですが、暗闇の中、動く無数の小さな光はとても綺麗でした。カメラ撮影禁止なので写真はありませんが、イルミネーションを見に来た人はぜひ、立ち寄ってみて下さい。土日祝日開催です。
冬のホタル鑑賞は人気のようで、早めに行ったのですが既に行列が出来上がっていました。鑑賞時間は10分程度なので、これでも待ち時間は10分ほどです。
今年はナイトツアーなる企画も開催されていたので、参加してみました。夜間の、蝶々の大温室を、ガイドさんの解説付きで見学できるようです。
参加費は無料なので、気軽に参加しましょう。夜の蝶々はどうなっているのか…、ドキドキです。
ガイドのお姉さんは、様々な小道具を用いて、生物の生態など解説してくれました。お子様連れの人は、この機会に一緒にお勉強しましょう。
大温室の前に、案内されたのが、アロワナとピラルクの大水槽。
昼間行った時は大人しめのアロワナ、ピラルクなんですが、夜の方が元気がいいようで、びっくりするほど活発に動き回っていましたよ。
アロワナも他の固体と縄張り争い的な動きをしながら、動き回る、動き回る。
君の名前、忘れてしまいました…、が、動き回る姿は夜にしか見られないそうですよ。
そしていよいよ、一行は、夜の大温室へ…。

初めて見ました。眠る蝶々。樹にぶら下がるようにして眠っています。近づいても、全然起きません。
面白かったのが、ネムの木という植物。初めてその名前を聞きました。なんとなんと、夜に眠るんだそうです。こちらは起きているネムの木。
そしてこちらが眠っている方のネムの木。…本当に眠っています(笑)。起きている昼間には、蝶々が液を吸いにわんさか来るのだとか。
こんなに堂々と眠っているのに、普通に歩いているとなかなか気付かないんですよね。いい感じに風景に溶け込んでいます。自然と擬態されているのでしょうね。
こちらは羽を広げて眠っていました。蝶々の種類によって、寝相が違うらしいです。…これは面白い。大温室の中を探してみて下さい。
眠っている蝶々を動画で撮影してみました。割と近くで撮影していましたが、全然、動く様子がありませんでした。
個人的な評価
5
点灯式の龍心音の演奏から会場のイルミネーション、そして生物園まで、盛り沢山の内容に大満足でした!このイルミネーションを見ると「冬が来た」って感じがします。地元の人たちは、美しく幻想的な光の空間にぜひ、足を運んでみて下さい。そしてその後は普段は入ることのできない、夜の生物園を楽しみましょう。できれば、冬のホタルが見られる土日祝日の参加がお勧めです!