くろがね橋@鬼怒川温泉-川の近くまで降りれる遊歩道がある橋
鬼怒川温泉には様々な橋が架かっています。今回は鬼怒川の絶景を楽しめ、また川の近くまで行ける遊歩道を持つ魅力的な橋、「くろがね橋」を紹介します。
外観
2016年12月6日(火)、栃木県の日光市にある「くろがね橋」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 321-2521栃木県 日光市 藤原 1604 |
観光時間 | 24時間開放 |
電話番号 | 0288-77-2052 (日光市観光協会) |
駐車場 | なし |
開通年 | 1914年 日光市観光協会から回答をいただきました。 |
アクセス
徒歩の場合
- 鬼怒川温泉駅からは徒歩で約20分ほど。途中で「ふれあい橋」を通るのがオススメです。駅前の広場を通り抜けて下さい。
- 道路の向こう側に渡って右に曲がって下さい。紫色のコンビニエンスストアの「Rainbow」があるので、それを通り過ぎて下さい。
- 道なりに進むとT字路に突き当たります。これを右に曲がって下さい。
- しばらく道なりに進みます。
ふれあい橋を通る場合
- 「鬼怒川 御苑」が見えてきます。この施設の手前を左に曲がって下さい。
- 「ふれあい橋」があるので、これを渡ります。渡った先を右に曲がって下さい。
- ここからしばらく真っ直ぐ歩くことになります。鬼怒川温泉街を進んで下さい。
- 「鬼怒川温泉ホテル」の手前に交差点があります。この交差点を右に渡ったところに「くろがね橋」があります。
ふれあい橋を通らない場合
レポート
くろがね橋の風景
くろがね橋は全長50メートルもいかないくらいの小さな橋です。夜になるとライトで照らされ、その雰囲気は魅力的。街の中にあるので、温泉に入った後のちょっとした散歩にも良いでしょう。夏には「龍王祭」の会場となり、神輿が登場します。
鋼鉄の橋だから「くろがね橋」。安易な名前のように思いますが、この橋が作られた大正3年当時は特徴的だったそうです。それもあってか物珍しさを見ようと観光客が増え、鬼怒川温泉街の発展に寄与しました。
- くろがね橋の歩道には2体のブロンズ像がありました。どちらも魅惑的な女性の像。こちらは峯孝という方の作品で「プリマヴェラ(春)」。1972年の作品です。
- こちらは彫刻家の堀口泰造という方の作品、「カルメン」。1975年の作品です。堀口さんはシベリアに抑留された経験もあるとか。
橋からの眺め
くろがね橋からの眺めはこんな感じ。芯の通った一本線のような、どこまでも続く鬼怒川の景色を楽しめます。
- 反対側の眺め。遠くに見えるのは「ふれあい橋」ですね。しかしこの景色を見るとホテルに泊まるのが少しだけ怖くなってしまいますよね(笑)。よくこんなところに建てたものだ。職人さんに感謝。
- これは3年前(2013年)に訪れた時に、くろがね橋から撮影した景色です。鬼怒川の特徴的な岩と雪の組み合わせが絶景でした。現地では「寒い」しか感情がないんですが(笑)、後から見ると趣がある。
鬼怒川の近くまで行ける遊歩道
くろがね橋には遊歩道があります。階段を降りていき、鬼怒川のすぐ近くでその雰囲気を味わえるのが魅力です。ベンチもあるのでここで一休みするのもいいですね。この日は風が強かったのと時間が遅かったのと、あと工事をやっていて殺風景だったのもあってここで引き返しました(言い訳)。
個人的な評価
3
これといったものはないスポットですが、鬼怒川温泉街の基礎を築いた象徴的な橋として、記念に訪れる価値が大いにある橋です。「ふれあい橋」や「鬼怒子の湯」と併せて観光するのがいいでしょう。近くに宿泊する場合は、夜に訪れてライトアップされた風景を見るのもオススメです!