東武動物公園@埼玉-デートにお勧め!イルミネーションを見てきたよ!
公開日: 2015/02/02 | 更新日:
2014年のクリスマスは都会を離れて、東武動物公園の動物たちと、ウィンターイルミネーションを観に行きました。目玉のホワイトタイガーはもちろん、数多くの可愛い動物、巨大な動物、珍しい動物を楽しんだ後は、美しい動物園のいるイルミネーションの中を歩いてみました。
外観

2014年12月24日(水)、埼玉県の南埼玉郡にある「東武動物公園」を訪れました。
概要
名称 | |
---|---|
住所 | 345-0831埼玉県 南埼玉郡 宮代町須賀 110 |
休園日 | 年中無休 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
電話番号 | 0480-93-1200 |
駐車場 | あり |
開園日 | 1981年 |
ウェブサイト |
アクセス
東武動物公園駅からのアクセス
東武伊勢崎線の「東武動物公園駅」からのアクセス方法を紹介します。まず、駅に着いたら西口を出て下さい。
2014年12月は工事中だったのですが、ターミナルがあります。これは出口を出たところの景色。左側のターミナル(予定)を回り込むように進んで下さい。
1分もかからず東武動物公園のキャラクターが描かれたバス停があります。ここから約1kmくらいの距離なので、バスで行くのをお勧めします。
バスは大体10分間隔で来るので、そんなに待つことはありません。
料金も片道170円と高くありません。PASMO、Suicaを利用することができます。
車でのアクセス
車で行く場合は、満車を心配する必要がありません。東武動物公園の公式駐車場なら3,000台のスペースがあり、それ以外にも、東武動物公園に来た人向けの民間駐車場がたくさんあります。料金的には、公式駐車場が1,000円なのに対して、民間駐車場は500円と安めです。園の周りを走っていれば嫌でも駐車場は見つかるので安心して下さい。
観光地図

東武動物公園の全体地図です。とても広大で、遊園地、動物園、どちらかに絞ったとしても1日で全て回ることは不可能なんじゃないかと思います。
観光ガイド
チケット料金

東武動物公園の料金表です。簡単にまとめると、動物を見るだけだったら入園料の大人1,700円、子供700円、シニア1,000円です。加えて遊園地の乗り物を利用する場合は、乗り放題で1人あたり大体3,000円。ガッツリと1日中遊ぶなら1人大体5,000円程度といったところです。冬開催中のイルミネーションについては、別途料金はかかりません。私たちの目的は今回は動物園とイルミネーションだったので、2人で3,400円で足りちゃいました。

ちなみに、東武動物公園駅内の東武トラベルで、200円ほど割引されたチケットが販売されています。電車で行って、遊園地も楽しみたいなら、ここで購入しておきましょう。東武トラベルは売店が並んだ辺りにありますよ〜。
レポート
実は昼過ぎに行ったのですが、1カ所1カ所を濃密に(?)見過ぎたため、全て回ることができませんでした(笑)。私たちが見た愛らしい動物たちを順不同で紹介していきます。
お鼻が特徴的なマレーバクのヒコボシくん

一番最初に見たのが、マレーバクでした。遠くからでも、その異様な姿が目立っていて引き寄せられるようにこのエリアへ…。綺麗に白と黒に分かれたツートンカラー。
マレーバクは、唯一アジアに生息するバクで、バクの種類の中では最大サイズだそうです。普段は草原や水辺で単独行動しているそう。目がよくない分、鼻と耳が敏感で少しの音でも驚かせてしまうことがあるそうです。身体の白黒は夜間に輪郭を分かりづらくして捕食者を惑わせるとか。
このヒコボシくん(雄)は2012年生まれで、東武動物公園で産まれたマレーバクだそうです。2015年現在は約3歳。寿命は30年ほどだそうです。
2、3周した後、「入れて、入れて〜」と小屋を覗き込むヒコボシくん。
ヒコボシくんのプロフィール。お父さんのトムくん(約10歳)はすぐ隣のエリアにいました。

各動物のスペースには、このように案内板が立てられていて、ちょっとした豆知識を得ることができますよ〜。
反則級の可愛さ!赤ちゃんミーアキャット
思い返せば、動物園内を回る時間がなくなったのは、このミーアキャットさんたちのせいといっても過言ではありません。なんとも珍しいミーアキャットの、赤ちゃんたちです。物凄く小さい!
ミーアキャットの天敵は鳥。集団みんなで空を中心に警戒します。可愛いな〜、なんて思ってしまうけど、種を守るための立派な行動ですね。
それでもやっぱり可愛い、キュート、愛らしい。
ここは俺らが見張ってる。お前から中に入れ、と言わんばかりに…
1匹ずつどんどん小屋に入って行くミーアキャットさん。チームプレイはさすがと言ったところです。
ミーアキャットは特殊で、群れの中の1つのカップルだけが子を産み、他のメンバーはヘルパーとして子育てをサポートするそうです。昼に活動して食べ物はサソリなどの虫を食べるとのこと。
東武動物公園内の子たちには全て名前がついているそう。名前はほとんど、おでん関係でした(笑)。
美しくも迫力あるホワイトタイガー

いました、いました。ホワイトタイガー!本当に白い…。インドに生息するベンガルトラの白変種という種族だそうです。2015年現在は全世界で300頭ほどで、飼育環境でしか見られないそうです。
生息地では、その姿から神聖な生きものとして崇められていたそう。小屋にはプールもあって、夏などは優雅に泳ぐ姿も、運が良ければ見られるそうですよ。2013年には赤ちゃんを産んだそうですが、この日、子供たちを見ることは残念ながらできませんでした。…と、この記事を書いている時に知ったんですが、2015年1月にも4つ子の赤ちゃんが生まれたとか!? 公開開始が楽しみですね〜。どちらか分からないんですが、元々いた雄のロッキー君の嫁さんとして、群馬サファリパークからカーラさんが来て結ばれたそうです。
見上げる姿も優雅です。虎の方は優雅なんですが、撮影してる人間は、かがみながらカメラにiPhone引っ付けて必至にボタンを押してます…。
そういえばホワイトタイガーと言えば中国古代神話の「白虎」ですね。「青龍」「玄武」「朱雀」と並ぶ四霊。近くには「白虎神社」なるものがありました。
この神社は、ロッキー君をカナダから運んで来た時に利用した木箱で作られたそうです。拝めばご利益があるかもしれません。
そして園内の売店では、ホワイトタイガーが爪を研いだ木で作ったお守りが販売されているそうです。これは合格、開運の力となるかも!?
鮮やかな紅色、フラミンゴ

癒しポイントと言わんばかりにあったのが、フラミンゴのコーナー。鮮やかな紅色をした鳥たちの優雅な姿を見ることができます。
フラミンゴの身体が赤いのは、色素を含む餌を食べる影響だそうで、色素の摂取が足りない場合は身体の色は白になる(戻る)そう。自然では何万羽もが飛ぶ姿を見ることができるとか…。想像できません。
こんなに美しい姿を見てるのに出て来る感想が「足折れないのかな」な自分の価値観を呪いたくもなります(笑)。フラミンゴは片足で立つのが得意。基本的に水辺に立つ時は片足で、体温の低下を防いでいるそうですよ。
地上最強の生物、それはアフリカ象

東武動物公園には2頭のアフリカ象がいます。ライオンも歯が立たない地上最強の生物ですね〜。
東武動物公園では2頭ですが、自然では大体40頭くらいの群れを作って生活しているそうですよ。
こちらは正面の写真。目はあまり良くないそうです。その代わり、耳がよくて、なんと10kmほど離れたところからも会話ができるとのこと。…すごい。
お肌がシワシワなので一見、おじいちゃん、おばあちゃんみたいですが、実際は32歳でした。偶然にも自分と同い年だ…。小学生の頃、来た時も同い年のこの象がいたのかなー。ちなみに寿命は70〜80年くらいなので、ちょうど自分と同時期を過ごすことになりそうです。なんか親近感が。
足の形がキュート。これは巨大な身体の体重を支えるために理想的な形なんだそうです。
キュートな水陸両用戦車のカバ

私が世界で一番好きな生物、それはカバ。キュートなフォルムと、その姿からは想像できない水陸上での素早さ、強さ、さらには別種生物を助けるなどの解明されていない不思議な行動も、全てが魅力的。
案内だと、お父さん、お母さん、そして子供がいるそうでしたが、親は一頭のみでした。ちょっと気になりますね。親子で歩く様子が可愛いです。
物凄く鈍そうな身体ですが、走ると時速40kmほど出るとのこと。
ショーをやることもあるらしく、隣には客席がありました。カバを見るなら席の方から見た方が近づけますよ。
後ろ姿がキュートすぎます。親子のお尻。本当に愛らしい。
2015年は羊年!おっさん羊+アルパカ
音量注意。「これ絶対に中におっさんが入ってる」っていう鳴き声です(笑)。
優雅に走る馬
この辺りから陽も暮れてきて、馬のエリアでは運動をしていました。これは最後の一周を撮影したものです。
ふれあいコーナーのヒヨコ

ふれあいコーナーでは、生まれたてのヒヨコを抱っこすることができました。温かい…。それにしても俺の手、汚いな。
係員さんに言うと、抱っこさせてくれます。びっくりするくらい元気で、油断すると飛んで行ってしまうので気を付けて下さい。混んでいる日なんか特に…。
他にも、モフモフっとしたモルモットやラビットなんかがいましたよ。
あかげざるの一族が暮らす猿山

あかげざるの猿山。物凄く高い山に猿たちが暮らしています。
見上げると山の頂上付近に集まっている猿たち。
高所が苦手な私は見ているだけで震えてしまうような場所で、平然と休んでいる猿。
この下は3〜4メートルありますが、全然怖がっていません。
水辺で休む猿。
夕焼けを背景に撮影した写真。ちょうど、1匹の猿が頂上に登ったところでした。
あかげざるの家系図。これは大家族だ〜。
生のダチョウを初めて見る

サバンナのエリアがあって、そこにはダチョウの庭がありました。初めて見たんですが、巨大だ…。遠くからでも、こちらを見る表情が分かります。年齢は10歳。
羽はありますが、その巨躯を持ち上げることはできません。飛べない鳥なんです。でも足が強く、走るのは物凄く速くて、時速は40km以上出るとのことです。
ダチョウの卵はドでかいです。温め切れないということで、自分の卵以外は巣から追い出しちゃうみたいです。
飼育さんと仲良し ペリカンとカピバラ

ペリカンとカピバラが一緒に暮らしている建物があり、中に入ってみました。ペリカンとカピバラって異様な組み合わせだけど共存できるんですね〜。
食事の時間。トコトコと食事場に歩いていくカプバラが愛らしいです。
飼育員のお姉さんが来ると、カピバラとペリカンが一緒に付いて行きます。
珍しい光景だったので動画で撮影してみました。

この小屋には2羽のサイチョウがいて、すぐ上を飛び交っていて面白いですよ。
こんな感じでかなり顔の近くを飛ぶので、初めは驚くかもしれません。子供はワイワイ喜んでいました。
写真集

すっかりと暗くなった17時頃から、園内にはイルミネーションが目立ってきます。いよいよお目当てのイベント「ウィンターイルミネーション」が始まりました。
動物たちのオブジェが、色とりどりの光で彩られています。
ちなみに点灯前はこんな感じで、花で形どられています。イルミネーションが始まる前に見ても綺麗なので、ぜひ。
恋人たちが並んで行列を作っていた光のテント。
中から見える景色はこんな感じ。
丘から見える一面花畑の景色。
絹のようなもので包まれた孔雀のオブジェ。
クリスマスイブ、12/24の文字。
このように、手間がかかっています。
可愛い馬車のオブジェ。そういえば当日はイルミネーション期間にトナカイが歩いていました。
水辺には魚のオブジェ。
橋全体も光り輝いていました。
樹々の1つ1つが丁寧に飾られていて綺麗だった〜。
夢心地のまま出口(入り口)に辿り着きます。楽しかった、また来ます!
個人的な評価
4.8
まず満点へのあと0.2点分は今回、行けなかった遊園地コーナーに次回行こうという期待を込めてという意味です。1日じゃとてもとても回り切れない、盛り沢山な魅力に大満足!しかも冬はイルミネーションまで楽しめるというんだから文句のつけようがありません。彼女、彼氏と初デートをどこにしようかな〜、なんて考えている人にはぜひとも勧めたいスポットです。絶対に時間が余らないし会話にも困りませんよ〜(笑)。ただ、食事をする場所が見つけにくいので、その辺りはあらかじめ予定しておいた方がいいと思います。