山地獄@別府地獄めぐり-温泉に浸かるカバやカピバラがいる動物園!
大分県旅行のブログ。別府地獄めぐりで四番目に訪れたのは、山地獄です。ここは2017年現在、地獄めぐり協会に加入していない地獄で別料金(400円)になりますが、それを払ってなお、他の地獄と同様に楽しみ、満足することができました。ここは動物園の地獄で、カバの昭平君やカピバラに会ってきましたよ。
外観
2017年1月11日(水)、大分県の別府市にある「山地獄」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 874-0045大分県 別府市 御幸 6 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
電話番号 | 0977-66-0647 |
駐車場 | あり 施設の目の前にあります。 |
アクセス
地獄めぐり、別府観光は路線バスよりも、レンタカーの方がオススメです。
車の場合
- 車でアクセスするには、国道500号線を行きましょう。国道500号線は大分観光でどこへ行くにも要の道となるので覚えておきましょう。500号線から218号線(鉄輪温泉街入口)に入って、1つ目の信号を左折すれば右側に見えてきます。温泉街は観光客が多いので気を付けて下さい。
- 2017年現在、山地獄は、地獄めぐり協会に加入していない、いわゆる非公式の地獄となっています。そのため、他の地獄の駐車場を利用することはできません。必ず、山地獄の専用駐車場(無料)に停めて下さい。施設の目の前にあります。
バスの場合
バスは別府市内で1時間に3本くらいのペースで路線バスが走っています。鉄輪駅で下車すれば歩いていけます。
- 亀の井バス
- 別府市内を走る路線バス、亀の井バスのウェブサイト。路線図、時刻表などを確認できます。
レポート
植物園
入り口を通ってすぐあるのが温室の植物園。温泉の熱を利用して、育てられています。とても暖かいので、いきなり外に出たくなくなってしまうというデメリットも(笑)。
ズラリと並んだサボテンは圧巻。どれもこれも形がユニークで見ていて面白い。
温泉
山地獄の温泉は、施設の一番奥にあります。蒸気が上がっているところを目指しましょう。山のところどころから、天高く噴気が上がっています。これが、山地獄という名前の由来。
- 「泉はないのかな」とスルーしそうになりますが、よく見ると、とても浅い泉がありました。温度は約90度とのこと。
- 周りだけが褐色に染まった無色透明の温泉です。これは地獄の中でも最も美しかったです。施設に入る時は「なんだよ、共通券使えんのか〜」とか思ってたんですが、見る価値大いにありです。
動物園
山地獄の魅力といえば、温泉の熱を利用して飼育しているという動物園。ここにはカバやカピバラ、馬に猿など、狭いながらもたくさんの動物がいます。
そのピンク色が美しいフラミンゴ。ここでは手を伸ばせば触れるくらいの距離で鑑賞できちゃいます。
- 伊豆のシャボテン公園が有名ですが、この山地獄でも温泉に浸かるカピバラを見ることができます。う〜ん、気持ち良さそう。
- 小さいけど大きいミニチュアホース。ポニーの一種です。海外では盲導馬として活躍することもあるそうですよ。
- うさぎ小屋。100円で人参をあげることができます。柵に近づくと一斉に近寄ってきました。
- 孔雀もいました!優雅な容姿とは違ってたくましい雑食、沖縄の黒島なんかでは生態系を壊す害鳥として扱われていました。
- 山地獄のマスコット的な存在が、カバの昭平君。平成元年に生まれたから、昭和と平成を繋ぐ意味でこの名前が付いたのかな?温泉を覗いたら目の前にいたのでビックリ(笑)。こんなに間近でカバを見たのは人生で初めてです。
- スマホでも、こんなにド迫力の写真が撮れてしまいます。潜っていること、動き回っていることなど様々みたいですが、この時は運が良かったです。
温泉に浸かりながら、餌を食べている様子。温泉で飼育されているカバは、もちろん日本でも山地獄が唯一です。
食事コーナー
山地獄には食堂があり、地獄蒸しなど食べることができます。
個人的な評価
4.6
地獄めぐりの共通券では利用できず別料金(400円)になりますが、それを差し引いても満足行く地獄でした。別料金な分、ツアーのコースに含まれていないようで、団体客がいなくてゆっくり鑑賞できるのが逆に最高でした。「山から噴気が上がる光景」「温泉で飼育している動物園」など、ユニークな要素が満載なので、旅の思い出やおみやげ話の話題にもってこいのスポットです。