白池地獄@別府地獄めぐり-熱帯魚がいる白い温泉

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大分県旅行のブログ。別府の地獄めぐりで二番目に訪れたのは、白い温泉と巨大熱帯魚が待つ白池地獄。地獄めぐりの中でも特に和を思わせる美しい庭園の風景も魅力的でした。

外観

「白池地獄」の外観
「白池地獄」の外観

2017年1月11日(水)、大分県の別府市にある「白池地獄」を訪れました。

概要

名称白池地獄しらいけじごく
住所874-0045大分県 別府市 鉄輪 283-1
定休日年中無休
営業時間8:00〜17:00
電話番号0977-66-0530
駐車場

あり

施設の目の前にあります。

アクセス

地獄めぐり、別府観光は路線バスよりも、レンタカーの方がオススメです。

入り口

白池地獄の裏口白池地獄は正面玄関と裏口、2つの入り口があります。鬼山地獄から行くと裏口から入ることになります。写真は裏口です。記念撮影などしたい場合はここを通り過ぎて正面玄関の方に向かいましょう。

車の場合

車でアクセスするには、国道500号線を行きましょう。国道500号線は大分観光でどこへ行くにも要の道となるので覚えておきましょう。500号線から218号線(鉄輪温泉街入口)に入って、1つ目の信号を左折すれば左側に見えてきます。温泉街は観光客が多いので気を付けて下さい。車は他の地獄の駐車場に停めておいても大丈夫です。

バスの場合

バスは別府市内で1時間に3本くらいのペースで路線バスが走っています。鉄輪駅で下車すれば歩いていけます。

亀の井バス
別府市内を走る路線バス、亀の井バスのウェブサイト。路線図、時刻表などを確認できます。

レポート

園内の風景

白池地獄の園内を360度カメラで撮影してみました。観光の所要時間は、全て見ながらゆっくり回っても15分ほどです。

  • 白池地獄: 庭園の風景地獄めぐりのスポットの中でも一番、日本らしい美しい和の風景がありました。秋なんかに行ったら気持ちいいだろうな〜、と思いました。
  • 白池地獄: 淡水魚の池温泉を利用して熱帯魚などを育てているのが、この地獄の特徴。庭園の池には巨大なナマズが泳いでいました。

温泉

白池地獄: 特徴的な白い温泉
白池地獄: 特徴的な白い温泉

その名前の通り、この地獄の温泉は白いです。噴出時は透明ですが、池に落ちて温度が低下すると自然と白くなっていくそうです。

静止画だと静寂で冷たい水かのように感じますが、実際はこの動画のように湯が沸き立っていて、灼熱を思わせます。寒い日でしたが水蒸気がなかなか気持ちよかった。

  • 白池地獄: 温泉の風景温泉周りは、ネームプレートがあって撮影スポットになっています。良い角度を見つけて下さいね。
  • 白池地獄: 温泉の説明泉質は含ホウ酸食塩泉、成分は塩化ナトリウム、珪酸、重炭酸カルシウムを含んでいます。温度は約95度なんですが、仮に入浴できれば胃腸病や皮膚病に効果があるそうです(笑)。

熱帯魚館

白池地獄: 熱帯魚館の風景
白池地獄: 熱帯魚館の風景

温泉の熱を使って熱帯魚を育てているそうで、それらの魚を鑑賞できる小さな水族館があります。地獄にふさわしく、グロテスクだったり凶暴な魚が多数いました。

  • 白池地獄: ピラニア「人喰魚」という文字が怖いピラニア。牛や馬は15分、人間は5分あれば噛み殺してしまうそう。
  • 白池地獄: 出目金みたいなサメこちらは出目金のサメ、という形容詞が似合いそうな見た目ですが、名前を失念してしまいました…。泳ぎながら目がギョロギョロと動くのが特徴的。

熱帯魚の中でも目玉はアマゾンの大王魚、ピラルクでしょう。その堂々たる佇まいはまさに大王。普段は静かですが危機を感じると勢いよく水面から飛び出して、その際にカヌーやボートに体当たりして転覆させてしまうこともあるそうです。淡水魚の中で一番美味しい、というのを初めて知りました。

  • 白池地獄: ピラルクの赤ちゃん大水槽の脇にはピラルクの赤ちゃんの水槽が。何故か平仮名(笑)。これが15〜20年くらいの寿命でだんだんと大きくなるそうです。
  • 白池地獄: ピラルクの鱗ピラルクの鱗が展示してあって触れます。靴ベラになるというのは有名ですが、一般の靴ベラよりも断然硬いです。

珪華

白池地獄: 珪華の展示
白池地獄: 珪華の展示

熱帯魚館には「珪華」と言われる温泉の結晶が展示してありました。珪華とは温泉に沈殿した珪酸が、温度の低下とともに固まったもの。

白池地獄: 珪華の結晶
白池地獄: 珪華の結晶

温泉の周りを見ると白い石が引っ付いています。これは、それの見事なバージョンといったところでしょうか。表現が大雑把ですが(笑)、これだけ立派な形になるのは稀で貴重だそうです。珪華はここと長野県が有名とのこと。

二豊南画堂

白池地獄: 二豊南画堂の入り口
白池地獄: 二豊南画堂の入り口

熱帯魚館の脇には、美術室に続く階段があります。別府市の郷土美術に興味がある方は登っていってみましょう。

白池地獄: 二豊南画堂の風景
白池地獄: 二豊南画堂の風景

部屋の中には掛け軸が展示されていました。江戸時代中期の、大分県出身の画家たちの作品だそうです。造詣が深くない私はそそくさと退散しました。

一遍上人像

白池地獄: 一遍上人像の風景
白池地獄: 一遍上人像の風景

一遍上人の像。鉄輪温泉を開祖したと言われています。建治2年(1276年)に別府に辿り着き、当時、地獄と呼ばれ荒れていたこの鉄輪一帯を、書経で静めたそうです。

国東塔

白池地獄: 国東塔の風景
白池地獄: 国東塔の風景

国東塔(くにさきとう)という、国東半島に分布する大分県ご当地の宝塔です。雑な表現ですが(笑)、まん丸いのが特徴ですね。その数は500基ほどもあるそうです。

大分県国東半島一帯に点在する宝塔の一種で燈身と基礎との間に台座を加えたのが特色です。他の宝塔と同じく納経(祈願)、供養逆修(生前供養)、墓標の目的で作られ、構造は下から基礎、台座、棟身、笠、相輪となっています。

南北朝時代(約600年前)の作

国東島

向原石幢

白池地獄: 向原石幢の風景
白池地獄: 向原石幢の風景

向原石幢(むかいばらせきどう)。石幢とは灯篭のようなもので、灯りの部分に代わりに地蔵が入っているのが特徴的です。地蔵塔、笠地蔵とも呼ばれているそうですよ。

石幢とは仏堂内にかける幢という一種の旗の形から出たもので単制と複制の二種の形式がある。基礎の上に幢身をたて、その上に請花と宝珠を置いたものが単制で幢身を笠との間に中台にのせた龕部を置いたものが複制である。複制の石幢は地蔵信仰と結びつき地蔵塔或いは笠地蔵と呼ばれている。

永禄三年(1560年)の作

向原石幢

個人的な評価

4.9

楽しんで回ることができました。「白い温泉」「温泉で育てる熱帯魚」というのがインパクトあって、旅の思い出話にも良いスポットだと思います。和の雰囲気も心地良く、地獄めぐりの中でもう1回行きたい場所を1つ選べ、と言われたらここにすると思います。