めがね橋@群馬-レトロな煉瓦アーチ!鉄道トンネルを歩いてきたよ!

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群馬県は安中市にある「碓氷第三橋梁(めがね橋)」。赤レンガのアーチが、見上げた時にちょうど眼鏡のように見えるのが名前の由来です。間近で見上げた時のど迫力、橋からの絶景、そして、廃線になった鉄道トンネルの雰囲気を楽しめるスポットです。

外観

「碓氷第三橋梁」の外観
「碓氷第三橋梁」の外観

2017年5月26日(金)、群馬県の安中市にある「碓氷第三橋梁」を訪れました。

概要

名称碓氷第三橋梁うすいだいさんきょうりょう
住所379-0307群馬県 安中市 松井田町坂本
開放時間24時間開放
電話番号027-385-6555 (安中市観光協会)
駐車場あり
竣工年1893年
ウェブサイト公式サイト

アクセス

車でのアクセス

  1. めがね橋の無料駐車場上信越自動車道松井田妙義ICより約30分、JR信越本線横川駅より約15分です。めがね橋は観光客向けに無料駐車場が用意されているので、そこに停車しましょう。橋のすぐ目の前に停めるのは事故の原因となるので絶対に止めて下さい。東方面(富岡製糸場側)から来た場合は、いったん、めがね橋を通り過ぎる形となります。地図の位置を見ておいて下さいね。
  2. 無料駐車場の風景こんな感じでオーバースペックなので(笑)、観光シーズンの時期でもスペースがなくなることはありません。トイレもあります。
  3. めがね橋までの道駐車場から、めがね橋まではくねくねとした緑道を歩きます。橋自体が見えているので迷うことはありません。

レポート

めがね橋を見上げる

めがね橋の全景
めがね橋の全景

めがね橋は、入り口でクライマックスと言いましょうか。最大の魅力は、この間近で見る巨大構造物の光景だと思っています。大自然の緑と、レトロ感たっぷりの赤レンガの組み合わせが文句なしに良い…。

  • 旧信越本線の碓氷第三アーチかつて横川と軽井沢を繋いでいた、この、めがね橋のモデルは、ドイツにあった「ハルツ山鉄道」。設計はイギリス人のパウネル技師が主に担当し、彼を師事していた日本の古川晴一も手伝いました。2015年現在、廃止になった中では最大規模の構造物です。
  • めがね橋のレンガこのレンガの1つ1つが雰囲気を醸し出していますよね。その数、なんと200万個以上だそうです。途方もない数、当時の建設に関わった人たちに畏敬の念を感じます。
  • 老朽化しためがね橋廃墟が好きな人たちにオススメしたいですね。私などが言うまでもなく、既にフリークの間ではお馴染みかもしれませんが(笑)。ところどころが老朽化していて、自然と一体化していってるよう。
  • 間近から見るめがね橋入り口でどんどん時間を奪われてしまうのでご注意(笑)。色んな角度から眺めを楽しめます。自分なりの最高のアングルを発見して下さいね。
  • 解体を免れためがね橋実は廃線時、めがね橋は解体される予定でした。当時の横川駅の駅長、高橋正さんをはじめとする関係者たちの反対運動により、旧国鉄を動かし、解体を免れたのだそうです。今では国の重要文化財に指定され、世界遺産登録を目指す存在にまでなりました。
  • めがね橋への落書きは止めようめがね橋は、ユネスコの世界遺産への登録を目指しています。しかしながら、心ない人間による落書きがそれを妨害している現実があります。

めがね橋から眺める絶景

めがね橋の上からの眺め
めがね橋の上からの眺め

めがね橋それ自体も魅力なんですが、橋の上から眺める絶景も負けていません。「めがね橋を見たからもういいやー」と引き返さずに、ぜひ、橋の上まで登って下さいね。3分くらいで簡単に行けます。紅葉シーズンには、周りの樹々が真っ赤に染まるそうですよ。

  • 山道への入り口上に行くには、橋の下にある通路をそのまま進んで下さい。
  • 山道の階段を登ってめがね橋の上へ途中に山道の階段があるので、そちらに進みます。一応、山ビルがいるそうなので警戒しておきましょう。私たちは出会いませんでした。
  • めがね橋の上に到着!3分ほど進むと、めがね橋の上に到着します。真夏日だったので、日差しが気持ちよかったです。ベンチがあるので、弁当を持って来て食べているカップルもいましたよ。
  • めがね橋の上めがね橋の上はこんな感じで、廃線路は既になくなっています。観光者向けに整備されているんですね。
  • くねくねっと曲がった道路私たちが歩いて来た道を振り返ります。ちょうど入り口のところ。高いのが分かりますよね。高所恐怖症気味の私には、ここくらいが限界です。
  • 快晴の日は気持ちいい快晴の眺め。富岡製糸場から来たのですが、山道のドライブも気持ちよかったですよ〜。
  • 四季で変わるめがね橋の風景反対側はこんな感じ。向こう側にも線路のようなものが見えますね。夏はこのように緑いっぱいですが、これが秋には紅く染まります。さらに冬に雪が降れば今度は真っ白になっちゃいます。四季によって景色が変わるので何度でも行きたいスポットです。
  • めがね橋のたもとなお、子連れの場合は目を離さないように注意して下さい。橋のたもとからは素敵な景色を眺めることができますが、このように柵が途切れているので無茶をすると落ちてしまう危険があります。

廃線トンネル、アプトの道を歩く

歩けるトンネル、アプトの道
歩けるトンネル、アプトの道

めがね橋のもう1つの大きな魅力が、この「アプトの道」。歩ける廃線路のトンネルです。めがね橋の右左、両側にトンネルがあって、自由に入ることができます。「アプトの道」という名前は、この線路の設計様式、「アプト式」から来ています。

  • アプトの道の全景図アプトの道の地図。トンネルに入っては抜け、トンネルに入っては抜けてを繰り返すと、隣駅まで辿り着けるみたいですが、一般的には、橋に隣接する6号か5号トンネルをくぐるだけで十分でしょう。
  • トンネルの入り口橋同様、敷いてあった線路はなくなり、歩きやすく整備されています。中の空気はヒンヤリしていて、真夏は気持ちいいですよ〜。逆に冬はご注意。
  • トンネルの中の様子奥に進むと、このように、どこか幻想的な雰囲気になってきます。何か現実世界から別世界、現在から過去へ続く道を歩いているような錯覚を覚えます。
  • 出口の先にあるのは…?出口を抜けると何が待っているのか。そこには川端康成の小説のような光景があるわけではなく、入る前と同じ風景が広がっているだけです。別世界を夢見ながらトンネルを抜けては、同じ風景に辿り着く。それでも次のトンネルへ。まるで人生の縮図。
  • トンネルの中のレンガレンガを間近で見ることができます。設計した人、構築した人、建築に関わった全ての職人たちの血と汗の結晶ですね。
  • 頭上のツララにご注意なにやら妄想を膨らませながら歩いていた私を現実に引き戻したのはこの注意書き。時期によっては天井にツララが出来ることもあるので、気を付けましょうね。

個人的な評価

5

行く前は「めがね橋そのものを見るだけで終わりだろうな〜」と期待していなかったんですが、その予想を裏切り、内容盛り沢山で大満足でした。大自然が好きな人、ピクニックが好きな人、廃墟が好きな人、写真撮影が好きな人…、様々な人のニーズを満たす観光スポットだと思います。

当日は富岡製糸場から、この、めがね橋、続いて碓氷湖というコースで回りました。富岡製糸場から、めがね橋の間に「おぎのや」というドライブインがあり、この地域名物の「峠の釜めし」をテイクアウトできます。天気の良い日なら、めがね橋のベンチで釜めしをランチにするのもオススメですよ。