麺屋清正@竹ノ塚-熊本チーズ豚骨にトリュフ塩水餃子!? 独自路線を行くラーメン屋さん
公開日: 2013/12/29 | 更新日:
「麺屋清正」は竹の塚唯一の、本格熊本ラーメンを楽しめる店。チーズ、明太子など、他では珍しい具材との調和が楽しめます。
外観

2013年12月29日(日)、東京都の足立区にある「熊本らーめん 麺屋清正」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 121-0807東京都 足立区 伊興本町 1-10-1 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 |
|
電話番号 | 03-3897-5710 |
麺の種類 | 浅草開化楼 |
席 |
|
駐車場 | なし |
開店日 | 2012年8月18日 (土) |
閉店日 | 2014年7月 |
前の店 | 旭川ラーメン 雪花亭 |
次の店 | らぁめん雅知 |
ウェブサイト |
メニュー
かけらーめん | 600円 | エビだしらーめん | 830円 |
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清正らーめん | 730円 | 辛味だしらーめん | 830円 |
チーズ | 70円 | 大盛 | 100円 |
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チャーシュー | 200円 |
アクセス
竹ノ塚駅からのアクセス
「竹ノ塚駅」の西口を出て右方向に進むと、サンクスがあるので、その手前の狭い通りに進んで下さい。
コインロッカーがある通りです。そのまま道沿いに右に曲がるように進んで下さい。
途中、左側に竹ノ塚が誇る名喫茶店「エリカ」がありますが、そのまま通り過ぎ、真っすぐに進みます。
突き当たりに少し歪な形をした交差点がありますので、図のように進んで下さい。
そのまましばらく、道なりに進んで下さい。
駐輪場に突き当たりますので、そこを左に曲がります。
左側に質屋がある通りを抜けて、図のように進んで下さい。
そのまま真っすぐ進むと大通りにぶつかるので、大通りを右に曲がります。右に「華屋与兵衛」が見えるので、その方向に向かいます。
「華屋与兵衛」を通り過ぎる頃に、向かい側に「麺屋清正」の店舗が見えてきます。手前の横断歩道を渡っておきましょう。
レポート
清正ラーメン

2013年12月28日に訪問。こちらが「麺屋清正」の代表メニュー、「清正ラーメン」です。熊本豚骨といえば博多豚骨と比べて「アッサリ・マイルド」というイメージですが、これはそれを地でいくような「超アッサリ」の真っ白スープが印象的です。

驚いたのは、チーズが入っているところ!? チーズと熊本豚骨ってマッチするんでしょうか?

最初は抵抗のあった人生初のチーズと麺の組み合わせ。食べてみた感想は「合う!」でした。元々マイルドな熊本豚骨をさらにマイルドにしていて美味しかったですよ。

この店の豚骨ラーメンは、それにしても「あっさり・上品」という感想。こってこてのクセが一切なく、すんなりと箸が進みます。

終盤になったら、紅ショウガを加えて味を変えてみるのがオススメです。インパクトが出ますよ。

ただし、入れると味が戻りません。こちらは赤く滲んでいったスープです。本来のスープを十分堪能した後に入れましょー。
辛味だしラーメン

こちらが「辛味だしラーメン」、830円。チャーシュー、ネギ、玉子、海苔にキクラゲが入ってます。

このキクラゲ、美味しかったです!見た目はインパクト大ですが、ラーメンの味を邪魔しませんよー。

こちらが「麺屋清正」のチャーシュー。個人的にはちょっとしょっぱいくらいのアピールが強い味でした。なんでも脂の部分を削って、肉本来の旨味を引き出しているそうです。

この「辛味だしラーメン」、当たり前ですが辛いです(笑)。辛さに自信がある人じゃないとオススメできません。私、最後の方は味が分からなくなりました。
トリュフ塩水餃子

気になったのが、「イタリア海塩+粒トリュフの濃旨塩を使用した水餃子」とかかれたポスター。トリュフ塩の水餃子なんて聞いたことがなかったので、3個セット(300円)を購入してみました。

そして届いたのがこちらです。通常の餃子とは違って、シューマイみたいな形をしています。

分かるでしょうか? トリュフの粒がしっかりとかかってます。

食べたんですが、トリュフ+塩+餃子の組み合わせ、メチャクチャ美味しかったです!なんというか、表現するなら洋風餃子、全く新しい味でした。次は確実に5個セットを頼みますね。これは行ったら必ず食べてほしい一品です。
写真集
個人的な評価
4.2
本格熊本ラーメンで勝負する、その個性がまず魅力的なのでラーメン好きは一度は訪れたいお店。初回に注文するなら「清正ラーメン」、そして「トリュフ塩の水餃子」は忘れてはいけません。
この店のラーメン、上品な味なので女性ウケも良いと思います。店内はカウンター席とテーブル席があって広いので、家族でもゆっくり過ごせるでしょう。夜21時頃訪れた際は空いていました。
閉店
長期休業

2014年7月初旬頃から、休業が続いているようです。問い合わせの電話をしましたが、残念ながら「現在出ることができません」という音声ガイダンスが流れるだけで、店に繋がりません。張り紙などなく、休業の事情は不明ですが、復帰することを心から願っています。
閉店が確定

そして復活することのないまま8月末、恐らく新たなテナント募集のためか、店の周りに残っていたメニューやのぼり、そして入り口のロゴなどが撤去されていました。とても寂しいですが、閉店は確定的でしょう。
厳しい立地条件
この辺りは竹ノ塚駅から徒歩約10分ほどとアクセス面で不利な立地です。すぐそばには「てつまる」「メガらーめん」という2つの人気店がありますが、前者はすぐ隣の引っ越しセンターの従業員を、後者は専用駐車場を携えて家族客を取り込んでいます。
「清正」は専用駐車場がなく、そして定期的に来る客層も掴めなかったためか、通りかかると店内には誰もいない光景を多々、見かけました。2012年、「清正」の開店直後に発売された「足立本」には、次々と客が足を運んでいる様子が記されていましたが、不利な条件が響き、だんだんと客足が途絶えてしまったのかもしれません。
今年8月のオープンから2ヶ月余りながらも、開店と同時に次々とお客がやってくる様子は、すでに人気店の風格。これからの竹ノ塚を盛り上げる一店に間違いない。
閉店のお知らせ、すなわち、別れを告げる機会のないまま、店がなくなってしまうのは寂しいものですね。約2年間の営業、お疲れ様でした。竹ノ塚の地に「麺屋清正」があったことを忘れません。トリュフ餃子に熊本ラーメン、とーっても美味しかったので、またいつか、どこかでもう一度食べたいな。
跡地の情報

跡地には2014年10月4日より、新店の「らぁめん雅知」がオープンしました。詳細は記事をご覧下さい。
- らぁめん雅知@竹の塚-高級中華を応用した絶品ラーメンの数々!
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