神楽@竹の塚-鶏白湯の雑炊、ぷるぷるの鶏チャーシュー!
公開日: 2014/06/15 | 更新日:
2014年1月に閉店した「いるか」の跡地に入った鶏白湯が魅力のラーメン店「神楽(かぐら)」。鶏白湯の雑炊を生まれて初めて経験。これは癖になりそうです。
外観

2014年3月30日(日)、東京都の足立区にある「鶏そば 神樂」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 121-0813東京都 足立区 西竹の塚 1-12-9-1F |
定休日 | 不定休 |
営業時間 |
|
電話番号 | 03-5838-0262 |
麺の種類 | 浅草開化楼 |
席 |
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駐車場 | なし |
開店日 | 2014年3月6日 (木) |
閉店日 | 2014年8月28日 (木) |
前の店 | いるか |
次の店 | ましこ亭 竹ノ塚駅前店 |
アクセス
竹ノ塚駅からのアクセス
レポート
濃厚鶏白湯

鶏白湯にこだわったラーメン店と聞いていたので、迷わず濃厚鶏白湯(900円)を注文しました。数に限定ありとのことなので、目的の方は早めに!食後の雑炊用に、柚子胡椒ご飯が付いているのが嬉しいです。

黄金色のスープに、シンプルな具。食感の良い巨大なタケノコにネギ、アクセントのある鶏つくねに、ぷるんぷるんの鶏チャーシューです。

麺は中太のちぢれ麺。もっちりしていました。スープはドロドロではなく、わりとアッサリしていたため、麺に絡み付くようなイメージではありません。

鶏白湯スープも魅力ですが、それよりも感動したのがぷるんぷるんとした鶏チャーシュー。これは贅沢!写真が暗くて上手く撮れていないのが残念です(笑)。

こちらは鶏団子。味に慣れてきた時に口にすると、アクセントがあって退屈しません。食感も小さい骨が混じっていてコリコリで気持ちよかった!
雑炊 (柚子胡椒ご飯サービス)

そしてお待ちかね!鶏白湯スープでの雑炊です。サービスで付いていた「柚子胡椒ご飯」を中に入れました。鶏出汁&白湯とご飯の組み合わせは嬉しいですねー。

残しておいた鶏チャーシューとスープと一緒に食べるご飯は幸せでございました。
鶏正油そば

こちらは鶏正油そば(750円)です。

麺は中細麺。スルッと喉を通ります。

こちらがスープ。悪く言えば特徴のない、良く言えば真っすぐ勝負、「これぞ醤油!」とも言うべき正統派でした。
鶏タンタン麺

2014年8月再訪、注文したのは新メニューの「鶏タンタン麺」、700円です。

トッピングはシンプルにネギと、自家製鶏団子を崩したもの。チャーシューは入っていません。この鶏団子がメチャクチャ美味い。コリッコリで噛んでて癖になるんですよね。

麺は中細のストレート。浅草開花楼の麺です。

このラーメン、辛さを3段階から選択することができます。私は辛さが苦手なので一番難易度の低いレベル1にしました。「なんでお前、鶏タンタン麺を頼んだの?」という質問は受け付けません。と、ジョークは置いといて、辛さ苦手な人でも、辛さを楽しめますな、これ。

これ、本当に食べてみて下さい。実はこの日、来店した時、「閉店のお知らせ」を見てしまいました。この鶏が食べられなくなる、となると、とっても寂しい…。
鶏プルセット

こちらは「鶏タンタン」に追加することができる「鶏プルセット」、100円です。トリプルと鶏プルがかかっています(笑)。生卵と雑炊用ご飯、そして「鶏タンタン麺(単品700円)」の3点セット。

「鶏プルセット」を美味しく食べるための案内がありました。辛いスープにつけた麺を、今度は生卵に付けることで、マイルドさが加わる仕組みになっているそうです。これはすぐ近くにある「梁山泊」の「冬の力」と同じ系統ですな。

鶏タンタン麺のスープから取り出した麺を今度は、このように生卵につけます。すき焼きを思い出します。

初回は付けすぎてタンタンスープの味が完全に消えてしまいました(笑)。鶏タンタンの辛さがレベル1だったので、マイルドさの方が勝ってしまうのかもしれません。

ということで、こんな感じで鶏タンタンのスープを生卵に少量ですが、投入してみました。

個人的に、なかなか良い感じの味になりました。なかなか合います。

仕上げはお待ちかねの雑炊です。

生卵とご飯を投入し、テーブルにあった「ゆず一味」をかけてみました。

おおお、これは雑炊好きの私には絶品!今日何回言ったか分からないですが、この鶏のコリコリ、めっちゃくちゃご飯と合います。ごちそうさまでした!
神楽丼

そしてメニューの写真を見て気になっていたのが、鶏白湯などと並んでこの店の看板メニューになっている「神楽丼」です。見て下さい。この鶏チャーシューのぷるんっぷるん具合。それに卵黄の組み合わせは反則ですね。

口の中に入れた瞬間に頬が落ちそう。この輝きも最高。

早く食べたいのを我慢しながら、卵黄とご飯を混ぜ合わせます。

卵黄と甘辛タレの混じったご飯に、ぷるんぷるんの鶏チャーシューは最高の味でした。ラーメンもいいけど、これ目的でまた来たい!

行った時にはぜひ、注文してみて下さいね。
鶏餃子

2014年8月訪問、「鶏餃子」を注文しました。届いたのがこちら。

カリカリに焼けた皮が物凄く食欲をそそります。これは久しぶりに美味しい餃子に出会えたのでしょうか…!?

この餃子には醤油ではなく、柚子胡椒を付けて食べるとのこと。

食べてみた感想は…、物凄く美味い!味もそうなんですが、この店のウリである「自家製鶏団子」の、あの軟骨のコリッコリと、プルンプルンの食感が合わさって病み付きになってしまいました。いやあ、もっと食べたかった…。
写真集
個人的な評価
4.3
柔らかくてプルプルした鶏チャーシューがとにかく最高でした!ラーメンよりも「神楽丼」の方がインパクト大きかったですね。ラーメンは調和が取れていて安定しているだけにインパクトがない印象ですが、行って間違いはありません。「鶏で勝負」というコンセプトで、この地でますます発展してほしいです!
席はカウンター席に加えてテーブル席があるので、家族や大人数(4〜5人)で行くのもお勧めです。鶏肉が美味しいので、つまみ系のメニューを食べながらおしゃべりするのもいいんじゃないかと思いました。
閉店

2014年8月28日をもって、神楽は閉店しました。3月6日の開店日から、なんと半年経たずのスピード閉店にビックリしました。

知ったのは2回目の来店時に、店内の案内を見てです。「新店も視野に入れて」という言葉が引っかかっていました。
お知らせ
突然のこととなりますが、八月下旬にて神樂は閉店する運びとなりました。今後、新店も視野に入れて計画中ですので、詳細は追ってご報告致します。
店主

こちらは閉店した店舗にあった貼り紙です。案の定、リニューアルでした。実は閉店のお知らせ後もアルバイトを募集していたので、「新店も〜」の言葉を考慮するとリニューアルするんじゃないかとは思っていました。「神楽」では、それほど客が入ってなかった印象はないのですが、さらなる人気店を目指してブランドを一新するのでしょう。一度落ち着くと、よほどのことがない限り、客足は変わりませんからね…。
とにもかくにも、半年にも満たない間、この竹ノ塚の地に存在したラーメン屋、「神楽」はその姿を消しました。美味しい鶏そばの味を忘れることはないでしょう。短い間でしたが、お疲れ様でした!
跡地の情報

2014年10月1日、なんとなんと「東京とんこつ ましこ亭 竹ノ塚駅前店」として、リニューアルオープンしたみたいです。
- ましこ亭@竹ノ塚-人気ブランドの2号店が西友前にオープン!
- 2015年7月に閉店しました。竹ノ塚駅西口の西友前にできた「東京とんこつ ましこ亭」の2号店です。