つけ麺処 くっちゃいな 環七通り店-酸味の利いた鶏ガラスープが美味い!
公開日: 2014/07/14 | 更新日:
足立区内にある環七ラーメンの中でも、私がダントツに好きなのが、この「つけ麺処 くっちゃいな 環七通り店」のつけざる。量は多くない、肉も多くない。インパクトがないんだけど、癖になる魅力的な味…。
外観

2014年7月14日(月)、東京都の足立区にある「つけ麺専門店 くっちゃいな」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 120-0011東京都 足立区 中央本町 5-11-5 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 |
|
電話番号 | 03-5681-0373 |
麺の種類 | 渡辺製麺 |
席 | カウンター |
駐車場 | あり |
開店日 | 2003年8月24日 (日) |
ウェブサイト |
メニュー
元祖つけざる | 700円 | バターざる | 800円 |
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鶏塩ざる | 800円 | 酸辣つけ麺 | 800円 |
辛つけざる | 800円 | 酸辣湯麺 | 800円 |
納豆ざる | 850円 |
焼餃子 | 300円 | ごはん大 | 200円 |
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雑炊セット | 100円 | ごはん小 | 100円 |
アクセス
レポート
つけざる(ネギだく)

こちらがこの店のオーソドックスなメニュー「つけざる」、800円です。今回はトッピングメニューの「ネギだく(100円)」を追加しました。はっきり言って、麺もスープもインパクトはありません。スープの器は火傷するくらい熱いので注意して下さい。
注文は食券じゃなく、直接店員さんに伝えます。会計は食べる前でも後でもどっちでも大丈夫ですが、私の場合は面倒なので、いつも先に済ませています。

本当に全体的にシンプルの一言。麺は細麺で、これは「大盛り(100円)」です。個人的には大盛りでちょうどいいくらいの量ですな。

麺の上には申し訳程度に海苔が添えられています。うーん、シンプル。そういえば小中学生の頃、こんな麺が給食で出て来たよな…。

ここまでのテキストのテンションが落ち着きっぱなしなので、ここでギアを…。ということで見てほしいのが、このスープ!ここの魅力は先ほどから言ってるシンプルさ、言い換えれば、奇を衒(てら)わない正統派な味なんですよね。このしょっぱいと感じる一歩手前の、絶妙に酸味の利いた鶏ガラ醤油スープはまさにそのもの。

シンプルな麺とスープの組み合わせ。本当にインパクトはないんだけど、これが、食べるとたまらなく美味い!何と言うんでしょう、「このラーメン、すっげー美味え!」と思わずTwitterとかで紹介してしまうようなタイプではなく、毎日食べたくなるような地味な美味しさ。こういうと「そこまで美味しくないの?」って印象をもたれそうだけど、美味いんだ、これが。

ネギだくで大量にネギを入れてもらいました。このネギの食感、食べてて気持ちいい。

それに加えて、この太っといメンマもコリコリでいい感じ。

こちらは、少量だけど入っている焼豚(チャーシュー)。プルプルして柔らかいですよー。

こんな感じです。見かけだけ美味しい平べったいタイプより、よほど美味しいですな。「雑炊」を食べる予定の人は、残しておくことをお勧めします。ご飯と一緒に食べると美味しいですよー。
雑炊

おまちかねの雑炊セット、100円。ネギと生姜、そして「うずらの卵」が付いています。

この生姜がポイント。鶏ガラスープの酸味とマッチして、絶妙な味になるんですよね。冬なんかはポッカポカになれると思います。今回(2014年7月)は夏だったので、汗ダラダラだったんですが(笑)。

雑炊の完成版はこんな感じ。真ん中に上手く「うずらの卵」を乗せることができると、よく分からない満足感があります。

普段はとんこつスープで食べているんですが、鶏ガラ醤油で食べる雑炊も最高だなーと改めて思います。今回、ミスってチャーシューと海苔を残すのを忘れてしまった…。あとネギも全然残してなかった。不覚!

くっちゃいな流の美味しい雑炊の食べ方です。割りスープはカウンターに配置してあります。上級になると、納豆やバターをinするらしいのですが、バターはともかく、納豆は自分的にはないかな(笑)。
レディース・セット

2017年1月に再訪。今回、パートナーが注文したのはレディース・セット。つけざるに、チャーシュー丼とデザートが付いてきて850円というお値段。レディースで料理の量が増えるのは斬新な気がしましたが(笑)、これはお得なので女性の方にオススメです。

こちらがチャーシュー丼。つけざるのスープの中に入っているあのチャーシューをご飯で食べることができます!ここのチャーシューは厚くて柔らかくて美味しい。

デザートの杏仁豆腐。食後の口直しに最適な一品ですね。
和風豚骨ざる

和風豚骨ざるを注文してみました。料金は800円。ここは他のラーメン屋と比べると、量の割にリーズナブルなのがいいですよね。出てきたのはお馴染みの、平べったくて大きい皿に乗せられた麺と熱々の器に入ったスープです。

和風豚骨スープ。一番の特徴は、にんにくが多めに入っていること。お腹が空いている時にはたまらない匂いです。定番のあっさりした醤油味とは違って、こちらはトロっとしてるのが特徴。麺に絡みつきます。

スープの中には、安心の具材の量。レンゲを入れてちょっとすくうだけで、こんなにチャーシューが出てきます。これは腕、じゃなく腹が鳴りますね。

そしてこのつけざるの麺は太麺です。噛み応えがあっていいですね。にんにくの効いたスープとの相性ばっちりです。くっちゃいなでは毎回、安定のつけざる(醤油)を注文しちゃうんですが、思い切って頼んでみたこの別メニューも美味しかった。ごちそうさまでした!
写真集
再度の話になってしまいますが、ここのスープの器、本当に熱いので火傷に気を付けて下さい。なんでも、直接火にかけているそうです。そのおかげで、スープが本当に温かい。
「くっちゃいな」の店内風景です。壁一面にバラバラにメニューが貼ってあるのが何やら雰囲気出てます。
こちらも店内風景。化粧室は左奥にあります。
夏だけど中は冷房が利いていて快適でした。窓に垂れ下がった「森のちえぶくろう」の簾(すだれ)風のカーテンが涼しい雰囲気出してます。
こちらは無料トッピング。
「くっちゃいな」のロゴです。
2017年1月に再訪した時に発見。FacebookとLINEを開始していました。無料のクーポンをゲットすれば、トッピングサービスとのことなので行く前に要チェック!
個人的な評価
4.8
地味だけど最高に美味しい「つけざる」。多分、毎日でも食べられると思います。インパクトがないから「お勧めの店は?」って聞かれた時に名前を挙げる機会が中々ないんだけど、間違いなく当たりのお店。ここのつけざるを食べて「合わない」って言う人はいないんじゃないかなーと思うほど、正統派な美味しさです。雑炊、絶対食べましょう。そして雑炊を見据えて、具を残しておくことを忘れずに…。
この「くっちゃいな」のつけざるが美味しい!という人は、同じく、新宿の「満来」で修行した人が開いたつけざる店「つけ麺 みむろ」がすぐ近くにあるので、お勧めです。「くっちゃいな」と比べたら、人を選ぶかもしれないボリュームたっぷり系。「チャーシューざる」には度肝を抜かれますよー。