麺屋 音@北千住-濃厚!特製煮干しそばを食べてきた!
公開日: 2015/10/10 | 更新日:
北千住駅から徒歩10分ほどの場所に、煮干しを使った美味しいラーメン屋さんがあると聞き、訪問してみました。煮干しと言えば、竹ノ塚の「きち」を思い出しますが、今回の店は一体、どんな味なのか期待は膨らんでいきます。
外観

2015年7月15日(水)、東京都の足立区にある「麺屋 音」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 120-0034東京都 足立区 千住 3-60 |
定休日 | 年中無休 火曜日は「生姜の音」として、特別メニューのみの提供。 |
営業時間 | 11:30〜24:00 |
電話番号 | 03-3882-3922 |
麺の種類 | 富田屋製麺所 |
席 | カウンター |
駐車場 | なし |
開店日 | 2013年10月16日 (水) |
ウェブサイト |
メニュー
煮干しそば(しょう油) | 850円 | 鶏塩そば | 800円 |
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特製煮干しそば(しょう油) | 990円 | 特製鶏塩そば | 940円 |
煮干しそば(塩) | 850円 | 濃厚つけ麺 | 800円 |
特製煮干しそば(塩) | 990円 | 特製濃厚つけ麺 | 990円 |
白飯(小) | 50円 | 炊き込みご飯 | 200円 |
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白飯 | 100円 | チャーシュー丼 | 350円 |
千寿玉 | 250円 | メンマ | 100円 |
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チャーシュー | 250円 | 海苔 | 100円 |
味玉 | 100円 |
アクセス
北千住駅からのアクセス
レポート
特製濃厚つけ麺
長時間強火で炊いた鶏豚骨魚介スープと野菜のポタージュを合わせ、濃厚で様々な食材の旨みを感じられる一杯に仕上げました。

注文したのが、この「特製濃厚つけ麺」。特製だと990円です。豪華な黄金色のお盆に乗っています。

特製はトッピングが超豪華。海苔に味玉にメンマにカイワレ。そして、肉団子。麺の量は普通です。

スープは赤みがかかってドロっとしていて、濃厚さを窺わせます。この中には、チャーシューが入っていますよ。

この肉団子は「千寿玉」という名前です。「鶏挽肉、豚挽肉を使った肉団子。砕いたやげん軟骨、玉葱、そして甘みの強い千寿葱を一緒に練り込み、団子の中には梅肉を忍ばせました。一度食べたら病みつきになる逸品です」との説明。総括すると、コリコリっとして美味しかった!

麺は富田屋製麺所というところのもの。今回、初めて名前を知りました。コシがあって美味しかったですよー。

麺の前に玄人っぽくスープを一口。口に入れると鼻に広がってくる風味が心地よいです。ドロッとしてとっても濃厚。これに対抗するには太麺しかありませんな。

太麺にスープを絡ませて食べます。やっぱり太麺は、空腹の時に噛むのが快感ですよね。スープの濃さと麺の太さが良い感じにマッチしてまーす。

スープの中に潜んでいるチャーシュー。スープの味が染み込んでいて美味しい!
鶏塩そば
国産鶏のガラ、モミジ、根菜を長時間強火で炊き上げ、鶏本来の旨み、コラーゲンを最大限に抽出した鶏白湯に仕上げました。

「麺屋 音」の三大メニューは、「煮干しそば」「鶏塩そば」「濃厚つけ麺」。そのうちの「鶏塩そば」を食べてみました。料金は800円です。出てきたのが、こちら。カイワレとレモンの盛りつけ、スープの色が合わさって、サッパリとしたイメージですね。

見た目のサッパリさとは裏腹に、スープは飲んでみるとドロッとして、とっても濃厚な鶏白湯です。スープが美味しいとテンションが上がりますね。一口だけと思いながら三口くらい飲んでしまったのが印象的です。スープの美味しさは、今まで食べた中でも明らかに上位。

濃厚つけ麺とは違って、麺はスープがよく絡む細麺です。

鶏肉も柔らかくてスープの味が染み込んでいて極上だ。お腹に余裕があったら、ご飯に鶏肉乗せて、スープかけて食べたい。超、食べたい。
特製煮干しそば

2015年11月に再訪問。「麺屋炙り」がスープ切れで終了していたため、迷わずこちらの店へ。食べていなかった、ここの代表メニュー、「特製煮干しそば(しょうゆ)」を注文しました。料金は990円、出てきたのがこちらです。

改めて思いましたが、ここの煮干しスープは本当に美味しい…。それだけです。他の全てのことを許せる味ですね。前回食べた「鶏塩」と比べると、個人的には、こちらの方がオススメ。

中太の麺。今回は雑炊をやってみたいと思っていたので、気持ち、スープをあまり絡ませないように(笑)。

特製の場合に付いてくる「千寿玉」。中には梅が入っているのが特徴的。とっても濃厚な味なので、雑炊のお供になります。今回は間違えて先に食べてしまいました。

トロトロではなく、噛み応えがあり、厚めのチャーシュー。

味付け玉子。中はしっかりと半熟状態でした〜。
雑炊

別途50円を支払うことで、白飯(小)を注文することができます。ここの絶品スープには絶対に合うと確信して注文してみました。

海苔とチャーシューを残して、雑炊を作ってみました。千寿玉も取っておいた方が美味しく食べられると思います。

やはり、スープとの相性は抜群!! 最高の雑炊でした。ごちそうさまでしたー。
写真集
「麺屋 音」の入り口。砂利と石で演出されています。
「麺屋 音」の店内風景。狭い店内ですが、雰囲気は高級料亭のよう。
店内にはカウンター席とテーブル席があります。テーブル席は昼だと、狙って取るのは難しそう。
店内に入るとまず目を奪われるのが、この黄金のお盆。豪華や〜。
煮干しそば、鶏塩そばを食べた人は雑炊なんていかがでしょう?絶品スープを最大限に活かせそうです。
「雫は音、水面は千住、波紋は心に。広がる波紋と心に残る音は千住の街に落とす渾身の一雫。我は千住の麺屋 音なし」と書かれています。
色々な有名人のサインが飾られていました。このラーメン界隈では名の知れた人たちなのだろう。
「麺屋 音」の名物肉団子、「千寿玉」の説明です。単品だと3個で250円、特製メニューに付いてきます。
人気店のため、毎日行列。先に店内で食券を買ってから行列に並びましょう。
「麺屋 音」のロゴ。このロゴは良いデザインですね。音が怒った炎のように燃え上がっています。真夏に見たのですが、ムードばっちり。
個人的な評価
5
「濃厚つけ麺」「鶏塩そば」、どちらも大満足の味でした。ラーメンの要(かなめ)となるスープが文句なしに美味しい!北千住というと、近代化した東口側の「=マタドール」のイメージが強過ぎて、毎回そっちへ行ってしまいがちですが、そういう人も、気分を変えて西口に足を伸ばしてみてはいかがでしょう?素敵な味に出会えること間違いなしです。
ただ、訪れた日は店主がいないせいなのか、店員3人でも、とってもバタバタしていた印象があります。ほとんど食べる最後の方まで隣の席が片付けられない、4人5人と店から出て行ったのに、それから炎天下10分近く行列の先頭で待たされる、など。これは、はっきり言って不満でしたね。そんなこんなも吹き飛ばすほどの美味い味だから、そんなの関係なく通っちゃうんですけどね(笑)。